El Esteco Blanc de Noir 2017

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セパージュ:ピノ・ノワール
京橋ワインより購入。2354円

抜栓日:2019年4月9日
インポーター:株式会社スマイル
栓:DIAM30にびっくり
液漏れ:なし
グラス:リーデルのオーバチュアを使用しました

色:サーモンピンク。濁りなし。輝きあり。白ワインというよりもロゼワインです。
ディスク:中程度の厚さ
脚:そんなに粘性は感じません。
アルコール度数:13%

香り:チャーミングなアセロラ、野いちごといったニュアンスの香り。小粒な果実の香りです。ほんのりとした甘酸っぱさを感じます。クランベリーラズベリー系のニュアンスも。酸が豊富なことを連想させます。若干の塩気を思わせるミネラル香もありますかね。

味わい:しっかりとした酸があり、小梅の飴をなめているような感じになります。ブラン・ド・ノワールのスパークリングのスティル版のような感じ。ほのかな甘酸っぱさが口の中に広がります。余韻の若干の苦味が感じられて、いい感じのアクセントになっています。液体自身は、やや厚みも感じられる味わいで、楽しい気分にさせてくれるワイン。これがスパークリングになっても美味しいと思います。


APPEARANCE
 Clarity clear
 Intensity pale
 Colour salmon
 Other observation moderate legs/tears

NOSE
 Condition clean
 Intensity medium
 Aroma characteristics
  primary cranberry, raspberry, wild strawberry
  secondary 
  tertiary 
 Development youthful

PALATE
 Sweetness off-dry
 Acidity medium to medium(+)
 Tannin 
 Alcohol medium
 Body medium
 Mousse 
 Flavour intensity medium
 Flavour characteristics 
  primary cranberry, raspberry
  secondary 
  tertiary 
 Finish medium(-)

CONCLUTIONS
 Quality level good~very good
 Level of readiness for drinking/potential for ageing drink now: not suitable for ageing or further ageing

Chassorney du Sud S Frederic Cossard 2015

http://wine0629.blog13.fc2.com/blog-entry-2568.html
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セパージュ:シラー
MARUYAMAYAより抱き合わせの1本。2,400円くらい。

抜栓日:2019年4月6日
インポーター:ヴァンクール
栓:プラスティック(もしくはゴム)の合成コルク
液漏れ:なし
グラス:リーデルボルドータイプを使用しました

色:比較的濃い目のルビーパープル
エッジ:均一な色合い
脚:結構な粘性を感じます
アルコール度数:14%

香り:グラスに注いだ直後より、スミレの香り、スパイス、紫の果実の香り。ブルーベリージャムや、コンポートの香り。あ~、たしかにオリーブっぽいニュアンスもあります。時間とともにスパイス感や黒胡椒のニュアンスがどんどんと現れてきました。いわゆるナチュール香はあまり感じません。奥の方に、言われれば豆?というニュアンスはあります。総じていい香りです。とても丁寧に造られている印象。

タンニン:しっかりしたタンニンで、口の中で転がすと、若干歯茎に収斂性を感じます。上質なタンニン。

味わい:紫の果実の味わいがぎゅっと凝縮されています。透明感もあって、また、しっかりとした輪郭を持った味わい。余韻は中程度です。酸が結構しっかりとしているので、飲み勧めても飽きることがありません。油淋鶏と一緒に合わせてみましたが、結構いいマリアージュでした。自然派を意識させず、エレガントさもあって、飲み手を楽しくさせるワインだと思います。


APPEARANCE
 Clarity clear
 Intensity deep
 Colour ruby-purple
 Other observation long legs/tears

NOSE
 Condition clean
 Intensity medium(+)
 Aroma characteristics
  primary violet, blackcurrant leaf, black pepper
  secondary cedar
  tertiary blackberry
 Development developing

PALATE
 Sweetness dry
 Acidity medium to medium(+)
 Tannin medium
 Alcohol moderate to high
 Body medium(+)
 Mousse 
 Flavour intensity medium(+)
 Flavour characteristics 
  primary violet, blueberry, black pepper, blackcurrant leaf
  secondary cedar
  tertiary blackberry
 Finish medium(+) to medium

CONCLUTIONS
 Quality level very good
 Level of readiness for drinking/potential for ageing can drink now, but has potential for ageing

Macon Verze Domaines Leflaive 2015

http://wine0629.blog13.fc2.com/blog-entry-2299.html
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セパージュ:シャルドネ100%
ウメムラより購入。3,866円。
 
抜栓日:2019年4月6日
インポーター:
栓:たぶんDIAM。結構長めのコルク
液漏れ:ない様子
グラス:リーデルブルゴーニュタイプを使用しました

色:比較的色合いの濃いめなイエロー。グラスの底に若干の気泡あり。輝きあり。濁りなし
ディスク:やや厚め
脚:そんなに粘性は感じませんでした
アルコール度数:14%

香り:非常に上質な樽のニュアンスが最初に感じられました。徐々に南系の柑橘類の香りがして、ほのかな蜂蜜香もあります。時間の経過でカスタードクリームのようなニュアンスとともに、アカシアの花の香りが出てきます。完熟や過熟のニュアンスがさほど感じられません。むしろ爽やかな印象が強め。エレガントなシャルドネ。しかも温度が上がっても硬質さが損なわれないです。

味わい:トロピカルな味わいが口の中に広がります。やや樽のニュアンスが強めに感じられますが、それでもニュートラルでエレガント。酸も強くもなく、弱くもなくとてもバランスの良い酸で、MLF後の柔らかささえ感じます。時間が経っても全体にダレることなく、結構な力を持ったワイン。余韻はやや長め。ワインを飲み慣れない人でも「飲みやすい」と言わせしめる、ルフレーヴのなかでも大変コスパの良いワインだと思います。

APPEARANCE
 Clarity clear
 Intensity medium
 Colour lemon to slight gold
 Other observation not so legs/tears

NOSE
 Condition clean
 Intensity medium(+)
 Aroma characteristics
  primary acacia, peach, passion fruit
  secondary cream, vanilla, coconut
  tertiary slight honey
 Development developing

PALATE
 Sweetness off-dry
 Acidity medium
 Tannin 
 Alcohol medium
 Body medium to medium(+)
 Mousse 
 Flavour intensity medium(+)
 Flavour characteristics 
  primary acacia, peach, passion fruit
  secondary vanilla
  tertiary slight honey
 Finish medium(+)

CONCLUTIONS
 Quality level very good
 Level of readiness for drinking/potential for ageing can drink now, but has potential for ageing

Shinga Bacchus 2017

http://wine0629.blog13.fc2.com/blog-entry-2789.html
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セパージュ:バッカス
森臥にて購入。 3000円。

抜栓日:2019年4月2日
栓:DIAM10
液漏れ:なし
グラス:リーデルのオーバチュアを使用しました

色:やや薄めの若干緑を帯びたイエロー。輝きあり。
ディスク:中程度
脚:さほど粘性は感じません
アルコール度数:10%

香り:最初、比較的硬質なニュアンスの香り。温度が上がってくると若干のマスカット香と黄白色のお花の香。ミネラル香はそこそこ。さほど香りが上がってくる感じはなく、やや閉じ気味の印象。透明感のある香り。やや時間が経ってくると、伊予柑のような柑橘系の香りが出てきました。

味わい:酸は比較的シャープ。人によってはレモンのようなニュアンスを感じるかもしれません。バッカス特有の厚みを若干感じますが、基本ライトからミディアムボディの味わい。アフタに感じる柑橘系果物の皮のニュアンスがアクセントになっています。若干中間層の味わいが軽い印象は否めません。残糖はさほど感じません。いろいろな食事にはとても合わせやすいワイン。


APPEARANCE
 Clarity clear
 Intensity pale to medium
 Colour lemon-green
 Other observation weak legs/tears, slight petillance

NOSE
 Condition clean
 Intensity medium(-) to medium
 Aroma characteristics
  primary chamomile, acacia, lime, wet stone
  secondary (-)
  tertiary (-)
 Development youthful

PALATE
 Sweetness medium-dry
 Acidity mediu to medium(+)
 Tannin (-)
 Alcohol low
 Body ligh to medium(-)
 Mousse (-)
 Flavour intensity medium(-) to medium
 Flavour characteristics 
  primary chamomile, lime
  secondary (-)
  tertiary (-)
 Finish medium

CONCLUTIONS
 Quality level good
 Level of readiness for drinking/potential for ageing can drink now, but has potential for ageing

20190328 ワイン小僧北海道ワイン会 第2弾 @ ポプーレ

昨日は、昨年に引き続き、北海道中央葡萄酒(千歳ワイナリー)、奥尻ワイナリー、山崎ワイナリーの三人が結成する、ワイン小僧北海道が来旭してのワイン会がありました。
北海道中央葡萄酒の三澤計史さん、奥尻ワイナリーの菅川仁さん、山崎ワイナリーの山崎太地さんが、2013年に結成したワイン小僧北海道ですが、最近は彼らの年齢もあがり、昨年も言っていましたがこれからの名称を何にするか、が一番の悩みどころのようです(笑)

昨日は総勢12名のワイン会となりました。場所は、買物公園通りのビストロ・ポプーレさんです。ポプーレさんの2階を借り切ってのワイン会でした。

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会場のセッティング

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半端ないグラスたち。いつものようにグラスにはそれぞれタグが付いています。

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会場全体の雰囲気はこんな感じです。プロジェクターも用意してあります。

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ワイン小僧北海道の面々。左から、奥尻ワイナリーの菅川仁さん、千歳ワイナリーの三澤計史さん、山崎ワイナリーの山崎太地さん。

まずはお料理から。
実は、痛恨のミス。いろいろな準備やら何やらで料理の写真を一部しか撮っていませんでした。写真はポプーレさんの矢吹シェフから拝借。矢吹シェフ、ありがとうございました。

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アミューズ
比内地鶏のパイづつみ

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前菜
アスパラのムース ホタルイカ
アスパラの風味あふれるムース

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魚料理
魚の名前とか聞き忘れたけど、火入れがとても丁寧でうまかった

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肉料理
これもなんの肉か聞き忘れたけど、いろんな部位があって、多分豚の皮の部位だと思ったんだけど旨味あって、ピノやツヴァイにとても合う一品でした。

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デザート
ケルナーのレイト・ハーベストにピッタリ

美味しゅうございました。

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ワイン会も進んでいきます。テーブルの上にはグラスが並んでいきます。

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最初に、北海道中央葡萄酒(千歳ワイナリー)の三澤計史さんにご講演をいただきました。三澤さんは、日本ワイン界が世界に誇る山梨の中央葡萄酒(グレイスワイン)の三澤茂計さんのご子息で、お姉様の三澤彩奈さんとともに、世界に羽ばたくワインメーカーです。
今回も国際的な視点から、現在の北海道中央葡萄酒の現況、いま一押しのワイン「SHIRO」の誕生秘話などをお話しいただきました。

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続いて奥尻ワイナリーの菅川さんのご講演。奥尻の話では、避けては通れない震災時のお話や、現在の奥尻の現状などお話しいただきました。近くて遠い奥尻。。。

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皆さん興味津々でお話を聞いています。

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最後に、山崎ワイナリーの山崎太地さんのご講演でした。太地さんは、数えれば5回目の来旭で、もともと、このワイン会の発端は、太地さんが旭川にいらっしゃってくれたのがきっかけでした。
1年を通してのブドウ栽培の様子を綺麗なスライドを使いながらお話していただきました。

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アルコールが入ってくると、どんどん皆さん打ち解けて、あーでもない、こーでもないの飲み会になります。
今回は、お集まりのメンツもすごく、ほとんど異業種交流会でワイン好きが集まりました、という感じでした。「北海道のワインて、こんなに美味しかったの、初めて知った」という声もありました。

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また、美瑛のオーベルジュ「ビブレ」と美瑛料理塾の塾長である、「月刊 専門料理」の元編集長、「料理通信」という月刊誌の編集顧問でもある齋藤 壽さんに参加いただきました。齋藤さんは、料理界の人々のみならず、食に関係する方々から、神と言われているくらいすごい方で、自分もお名前は存じていましたが(月刊 専門料理、よく読んでいました笑)お会いするのは初めてで、かなり緊張しました。

大先輩である齋藤さんと、齋藤さんからみれば、まだ小僧に入る、北海道を代表する若手ブドウ栽培・ワイン醸造家とのディスカッションは、とても興味深く、聞き入ってしまいました。

そんなこんなで、気づけば5時間にも及ぶ、とても有意義なワイン会になりました。


最後にみんなで記念撮影をしましたが、その写真は割愛。

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ワイン小僧北海道の三人

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恒例のボトルサイン会

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空けたワインはこちらです。
左から
Chardonnay Sparkling Yamazaki Winery 2013
Kerner Sparkling Chitose Winery 2015
SHIRO Chitose winery 2017
Sauvignon Blanc Forest Yamazaki Winery 2016
Pinot Gris Okushiri Winery 2017
Chardonnay Private Reserve Yamazaki Winery 2016
Kerner Private Reserve Chitose Winery 2016
Chardonnay Okushiri Winery 2016
Pinot Noir Private Reserve Chitose Winery 2014
Zweigeltrebe Okushiri Winery 2016
Pinot Noir Private Reserve Yamazaki Winery 2016
Kerner Late Harvest Chitose Winery 2014
Merlot White Okushiri Winery 2017
Secret

最後のワインは秘密です(笑)
いや~飲んだな~。
1つのワインは60mlくらいですが、結局1本以上飲んでます(笑)


三澤さん、菅川さん、山崎さん、お忙しいところお越しいただいて本当にありがとうございました。こういった会を通じて、旭川で、北海道のワイン界がもっともっと広がっていくのを切に願ってやみません。また、ぜひお越しください!
また、齋藤さんをはじめ、お集まりの皆さんには、深く感謝申し上げます。最後に「あら!もうこんな時間なの? とても短かった」とおっしゃった言葉が心にしみました。

あ~楽しかった。

Chardonnay Sparkling Yamazaki Winery 2013

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セパージュ:シャルドネ
ワイン会にて

抜栓日:2019年3月28日
シャキッとした酸があり、旨味も乗っていて、若干熟成感も感じられるスパークリング。数年前にリリースしたものと違い、ワイン自体の複雑さがはっきりと感じられました。さらなる瓶熟でどう変化していくのかがとても楽しみです。

Kerner Sparkling Chitose Winery 2015

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セパージュ:ケルナー
ワイン会にて

抜栓日:2019年3月28日
スッキリ爽やかで、泡立ちも繊細なスパークリング。決してアロマティックではないので、食事と一緒に飲むのにとてもいい、Brutのスパークリングだと思います。

SHIRO Chitose winery 2017

http://wine0629.blog13.fc2.com/blog-entry-2730.html
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セパージュ:ケルナー
ワイン会にて

抜栓日:2019年3月28日
シャープな味わい、ケルナーに特有の(悪くいうと)野暮ったさが全然なくて、日本庭園のような「白さ」を感じるワイン。これは、ほんと国際級のワインだと思う。

Sauvignon Blanc Forest Yamazaki Winery 2016

http://wine0629.blog13.fc2.com/blog-entry-2751.html
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セパージュ:ソーヴィニヨン・ブラン
ワイン会にて

抜栓日:2019年3月28日
やや濃い目の色合いのイエロー。最初に蜜っぽさや、ふんわりとした樽感、完熟感を感じます。爽やかな酸が特徴的で、独特な感じつかんが口の中に広がります。

Pinot Gris Okushiri Winery 2017

http://wine0629.blog13.fc2.com/blog-entry-2655.html
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セパージュ:ピノ・グリ
ワイン会にて

抜栓日:2019年3月28日
酸のフレッシュさが印象的。爽やかな柑橘系。アフタに苦味をあまり感じません。塩気は感じない。比較的厚みがあるワインだと思ったけど、16のほうが厚みがあって、むしろ17は厚みがないそうです