小笠原法律事務所兼住宅

(あさひかわの建物:92〜93頁)

大正初期2棟建設・昭和29年大規模改築(2棟結合)
5条11丁目にある建物です。
明治以降の西欧文化導入時、デザイナーという職業が伝わり洋風建築づくりが始まったとされています。この建物は、東京帝国ホテルの設計工事に関係した設計者田上義也という人によって設計されたようです。あさひかわの建物には、この建物は、有機的空間演出と法律家の世界と記載されています。
この建物のデザインはオーナーを非常に満足させたようで、本にはオーナーの「建築は設計だよ。設計図のない建物は基礎のない建物と同じだ。軽んじては絶対にだめだ」という言葉を残しています。建築は設計というのは、わかる気がします。