http://wine0629.blog13.fc2.com/blog-entry-1579.html
セパージュ：ピノ・ノワール100%
山崎ワイナリーより直販。3,240円
抜栓日：2015年9月19日
グラスはリーデルのブルゴーニュタイプを使用しました。
コルクは山崎ワイナリーのコルク。
色はルビーガーネット。輝きあり。
エッジもしっかりと色付いています。
脚は中程度の粘性。
香りは、抜栓直後、グラスに注いだ時には還元香、硫黄香が支配的で、最初はどうかな？と思いましたが、時間経過とスワリングで程なくその要素は弱まりました。そして、柔らかい樽香とともに、ブラックベリー、ブルーベリーの香り、大地っぽいニュアンス、ほんのりと紅茶のイメージを思い浮かべます。ミネラル感も感じます。さらに時間が経つと、樽から来るのかカカオ香、カラメル香が溢れてきました。
タンニンは現時点でもしっかりとしていて、悪くいえばちょっとギスギス感のあるタンニン。よくいうと力強いタンニンです。
味わいは、乳酸系を感じさせる酸がしっかりと中心にあって、しかも味わいにも土っぽさ、大地っぽさがあります。果実味が前面には出てきませんが、冷涼感のある果実味を感じ、ミネラルっぽい、石灰ぽいニュアンスも感じます。アフタはさほど長くなく、味わいの密度もそんなに妻ているわけではありませんが、時間経過で温度が上がってくると、より力強いボーヌ系のピノ・ノワールの印象を持ちます。温度が上がるとココアっぽいニュアンスの味わいがでてきます。
