Burgerspital Wurzburger Pfaffenberg Kabinett Trocken 1997

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セパージュ:シルヴァーナ
 
抜栓日:2016年4月23日
インポーター:サントリー
コルク:ワイン名、生産者名が刻印されています。結構長め。酒石がしっかりとついていました。
液漏れ:ない様子です。
グラス:リーデルのオーヴァチュアを使用しました。
 
色:蛍光色が少し混ざったようなイエロー。栄養ドリンクを薄くした感じ。輝きあり
ディスク:中程度〜やや厚め
脚:さほど粘性を感じません。アルコール度数11度。グラスの底に気泡がびっちりとついています。
 
香り:かなりハードな第一印象。ミネラルなのか、石灰なのか、そういうイメージ。その奥にほのかに洋梨や花梨のような香りがとれます。また、ほんのりとオイリーなニュアンスを感じます。スワリングすると還元っぽい匂いが出てきます。気泡からかなり還元的要素が強かったことが伺えます。ブラインドだったらリースリングって言っちゃう感じ。
 
味わい:酸がとてもキリッとしていて、シャープ感を醸し出しています。ほんのりとした柑橘系の甘味もありますが、基本トロッケンと書いてある通り、ドライな印象。ミネラル感もしっかりとしていて、余韻は中程度。なんだか、コクコク飲めてしまうワイン。とにかくシャープさがとても印象に残るワインです。勉強になる。
二日目、昨日よりも蜜感や、粘性がでてきて、旨みが増しています。しかし、全体的にはミドルボディーなので余韻などは長くありません。なにより酸が2日目でも衰えることなくシャープです。二日目のほうが飲みやすく、美味しかったと思います。