20161030 多田農園さん、訪問

岩見沢の10Rで醸造されたワインが販売開始、ということで多田農園さんに伺いました。
ちょうど多田さんがいらっしゃいました。
色々とお話を伺っていたら、なんと3時間位あっという間に経過してしまいました。

多田農園さんは、今年からご自分のところで醸造も行うようになりました。ぶどうの栽培からワインの醸造までご自分のところで行う、いわゆる「ドメーヌ」になったわけです。

醸造所もすこし覗かせていただきました。

ぶどうのプレス機です。
 
今年は台風があり、多田農園の近くの川が、氾濫寸前までになったそうですが、幸いぶどう畑への水害はなく、風害でおわってくれた、とのことでした。
2015年も、例年の2割減の収穫量だったそうですが、2016年は、もうそれ以下の収穫量だったそうで、今年は芽がつかなかったそうです。せっかく新しい醸造所が完成したばかりなのに、収穫量激減で大きな痛手ですが、すでにその原因も把握され、次のステップに向けて進まれているとのことでした。
今年は、10月14日からぶどうの収穫が始まったそうです。
また、多田農園さんの畑は、一見すると平地にあるように見え、いろいろな方もそうおっしゃられるようですが、実は、ここは扇状地になっていて緩やかな傾斜になっているそうです。
また、ここの特徴の一つは、この富良野盆地の中で、この一帯が、日照時間が一番長いんだそうです。
ここでは書けないようなこともいっぱい聞いてきましたが、本日のもう一つの目的である2015年の10Rさん醸造のワインを購入しました。

昨年と同様、ラベルのデザインは、旭川が誇るよつば舎のあべみちこさんです。
このシャルドネですが、2014年はステンレス:木樽が1:2だったようですが、2015年はこれが2:1になっているとのことでした。どんなワインに仕上がっているのでしょうか?とても楽しみです。
2015ヴィンテージで、10Rさんでの醸造も最後ですので、ある意味貴重なワインではないでしょうか?

多田さん、お忙しいところ大変有難うございました。
今度は収穫のお手伝いに行かせていただきたいと思います。