Les Forts De Latour 1976

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セパージュ:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロetc
 
抜栓日:2016年12月31日
インポータ:エノテカ
グラスはリーデルボルドータイプを使用しました。色合いは、濃い色合いのガーネット。臙脂色までは行かず、まだしっかりとした輝きがあります。グラスの向こう側の指が見づらいです。
コルクはLes Forts de Latourのコルクで液漏れなし。長さ55mmのしっかりとしたコルク。
グラスに注いだ後、土、キノコ、腐葉土の香り、ミント香あり。しっかりとした香りでびっくり。ほのかなカシスやブラックベリーのニュアンスもあります。なめし革のような熟成香も感じられます。あれ?思っていたよりもしっかりと熟成していて良いワインの予感。
一口、口に含むと、酸はしっかりとしていて、タンニンはほとんど溶け込んで収斂性などほとんどない状態。紅茶のニュアンスも感じられます。樽から来るのか、ほのかなウッディーなニュアンスが心地よいです。派手さがない味わいですが、いぶし銀の風格を思わせる、まさに40年の年月を感じさせるとてもエレガントなワイン。こういうふうに熟成したいいボルドーは飲んでいていうまいな〜と唸ってしまいます。
液漏れもなく、ワイン自体も結構な量入っていたのですが、エチケット見て「73cl」との記載あり。昔は730mlだったのかと感慨もひとしお。