Le P'Tit Rouge Ferme de la Sansonniere 2014

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セパージュ:カベルネ・ソーヴィニョン50%、グロロ・ノワール50%
Noisy's Wine Selectsより購入。2190円(税別)
 
抜栓日:2017年5月5日
インポータ:ラシーヌ
栓:通常のコルク。蝋封。ちょっとコルク自体ベトベトしていた。異臭なし
液漏れ:なし
グラス:リーデルボルドータイプを使用しました。
 
色:輝きのある濃い目のルビーパープル。
エッジ:しっかりと色づいています。
脚:そこそこしっかりとした粘性を感じます。アルコール度数13%かと思ったけど、12%でした。
 
香り:抜栓直後、ほんのちょっと酢のニュアンス。でもグラスに注ぐとさほど感じません。グラスの香りを見ると、ほんのすこしセメダインのような香り。この辺が揮発香なのかな?その奥に、黒い果実、カシスの香り。スワリングするとブラックベリーっぽいニュアンス。このワインに関しては自分は全然感じませんでしたが、ママちゃんは最初から「ん〜、堆肥のような匂いだ」と、硫化水素もしくはブレタノ的なニュアンスを捉えていました。娘さんは「家具家の匂いだ」といっていました。

タンニン:そんなに収斂性はありませんが、なかなか上質なタンニン。
 
味:口に含んで、感じるのは若干のお酢っぽさ。でも自分はそんなに不快な感じはしません。酸もしっかりしていて、やや野性味のある黒果実の味わいが感じられます。ミドルボディーでスイスイ飲めちゃう。ただ、時間経過でちょっと表情を買えてきます。揮発的・酢酸的なニュアンスが出るときもあれば、黒果実が出るときもあるという感じです。
温度が上がると、馬小屋的な堆肥的なニュアンスがぐんと出てきました。
もともとこのワインは、販売店さんから「揮発香の勉強になります」という触れ込みがあった上で購入しているので勉強になりました。