Queue de Pie En Futs 2014

http://wine0629.blog13.fc2.com/blog-entry-2097.html

セパージュ:グルナッシュ70%、シラー10%、サンソー10%、他クレレット、アリカンテ
Vin Naturel 双兎よりセットで購入。3,451円。
 
抜栓日:2017年9月2日
インポーター:BMO
栓:蝋キャップで、天然コルク。
液漏れ:なし
グラス:C&Sのユニバーサルテイスティングを使用しました。
 
色:やや薄めのルビーガーネット。グラスの向こう側に指が見えます。濁りなし。輝きあり。
エッジ:均一な色合い
脚:中程度の粘性を感じます。アルコール度数は12%くらいかな? ありゃ、13.5%もあった!
 
香り:抜栓直後より結構開いている感じです。紫系の実の香りの裏に、わずかに揮発酸を感じます。ビオ香(ブレタノっぽいニュアンス)が少し。やや鉄っぽさ、ハーブのニュアンス。ミントぽい余韻。ナチュールの香りですが、全体的なバランスは悪くないと思います。温度が上がると、たしかにココアっぽいニュアンスもでてきますが、基本豆系だと思います。
娘さんは「赤ワインだな~っていう感じ。あまりすきじゃない」と言っていました。ママちゃんは「いい香り。全然臭くないよ」と!
 
タンニン:収斂性は少なく、さほど強くないタンニン
 
味わい:最初に揮発的な要素を感じます。酸はそちらに引っ張られてしまいますが、しっかりとしています。紫の実の果実味が口の中に広がり、揮発酸と絶妙に絡み合って、アフタに若干の豆っぽさが感じられます。ビオ系のワインが大丈夫な人にはこの揮発酸はむしろアクセントになると思います。温度上昇とともに、飲みやすさがでてきます。けっこう危ないワイン(笑)

2日目、だし醤油的なニュアンスがでています。コーヒーっぽさもあるかな?揮発酸は、やや鳴りを潜めていてむしろアクセント的な要素になっています。なるほど、勉強になります。