Velue Gruner Veltliner Johannes Zillinger 2016

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セパージュ:グリューナー・フェルトリーナー
Moritayaより購入。1,820円(税抜)
 
抜栓日:2018年5月2日
インポーター:オルヴォー
栓:スクリューキャップ
液漏れ:なし
グラス:リーデルのオーヴァチュアを使用しました
 
色:けっこう色濃いイエロー。澄んだ輝きのある色合い
ディスク:比較的厚い
脚:中程度の粘性
アルコール度数:12.5%
 
香り:抜栓直後、ほんのりとペトロール香を感じました。その後、オイリーなニュアンスとともに、樽?という感じのモワッとした香り。アカシア、白い花の香り。スワリングすると還元香、というか硫黄っぽさが出てきます。香りだけみるとリースリング?と言ってしまいそうな感じ。冷涼な柑橘系のニュアンスも感じます。ミネラル感は豊富で、塩っけと言っていい感じのヨード感というか、潮っぽいニュアンスです。
 
味わい:ハッキリとした酸があるのですが、レモンの砂糖漬けのようなニュアンスも感じます。液体自体に非常に厚み、丸みがあります。ですが、一面、非常にシャープな要素もあって、値段を考えると、ものすごくパフォーマンスのよいワインです。オイリーな飲み口は、グリューナー・フェルトリーナーなんでしょうか? アフタで、上品な柑橘香が鼻に抜けます。さっぱり、スッキリしているんですが、複雑味もしっかりと感じられ、「うまい」と思わず口から出てしまう味わい。まだ完全に熟れていない桃っぽさも感じます。
これ、旨いです。
アサリとトマトのコンソメスープに合わせると、とても良いマリアージュです。また、わさびの粕漬けと合わせてみましたが、結構相性良かったです。ちょっとびっくり。