Nuits Saint Georges Les Damodes Frederic Cossard 2010

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セパージュ:ピノ・ノワール
ゆはらよりオークションで落札。7,250円。
 
抜栓日:2018年7月21日
インポーター:ジャパンインポートシステム
栓:天然コルク。長め(50mm?)
駅もれ:なし
グラス:リーデルブルゴーニュタイプを使用しました。
キャップシールが透明のフィルム状のものでした
 
色:けっこうしっかり目に色づいている若干ガーネットをにじませるルビー。輝きあり、濁りよくわかりません。8年の時を経て(購入は5年前)いますが、結構色づきが濃いめです。
エッジ:縁の方にほんのりとオレンジっぽいニュアンスが見て取れます。ただ、ほか全体には、まだまだフレッシュな色合いです。
 
香り:ちょっと温度低めだったので、グラスに注いで放置。最初閉じ気味でしたが、ブラックベリー、ブルーベリーの果実香、ものすごく微量の酢エチっぽいニュアンス。その語1時間ほどで開いてきます。きのこや土の香り。とくに土っぽさと、力強さが特徴的です。赤黒い果実を連想させる香り。ややスパイシーなニュアンス。ハーブとしてミントやレモングラスのようなニュアンスも撮れます。香りが時間経過で落ちません。出し系のニュアンスや梅の香りも出てきました。どことなく力強さを感じる香り。樽っぽさはさほど強くは感じません。グラスの残り香にカラメルっぽいニュアンスがあります。
 
タンニン:まったくシルキーな要素。でも、そこそこ力強さも感じられます。上質な、液質をしっかりと支えるタンニン。エアレーションしながら口の中でワインを転がすと、収斂性が感じられます。
 
味わい:梅を連想させるようあニュアンスの酸。小梅ちゃんの飴のような感じで口の中に広がります。そして、最初、酢エチっぽいニュアンスがすこし口の中に広がりましたが、徐々にナリを潜めますが、さぐっていくと存在に気づきます。出し系の旨味がしっかりと感じられます。味わいも、タンニンと相まって、力強さ、土っぽさがあります。赤黒い果実味もまだ健在です。ナチュール系のいいワイン、的な立ち位置を感じます。でも、これ、ほんと旨味出てて、また一口、また一口とワインがこちらに向かってくる感じがします。ミネラル感もしっかりと感じられる、いいワインだな〜。