Beaux Freres Pinot Noir Beaux Freres Vinyard 2008

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セパージュ:ピノ・ノワール
河井商店で購入。10000円くらい。
 
抜栓日:2018年9月16日
インポーター:中川ワイン
栓:長いコルク。50mmかな。天然コルクです
液漏れ:なし
グラス:リーデルブルゴーニュタイプを使用しました。
 
色:輝きのあるガーネット。色合いは、やや薄め。綺麗な熟成カラー
エッジ:比較的均一な色合い
脚:粘性を感じる脚です
アルコール度数:13.6%
 
香り:抜栓直後から、ブラックベリーアメリカンチェリーの香りといった、黒紫系の果実香とともに、こなれた樽のニュアンスがしっかりと感じられます。若干のきのこっぽさや土のニュアンスが熟成を感じさせます。なかなかいい香り。娘さんは「ボンドのような匂い」と、カリピノにあるセルロイド系、セメダイン系の香りを捉えていました。あ、これかリピのじゃなかった。オレゴンピノでした。自分は、そこまで全面的には感じませんでした。例えればフランスでいうとボーヌ系のピノのニュアンス。なかなかいい香りで、程よい熟成感がたまりません。
 
タンニン:収斂性はなく、上質でシルキーなタンニン。
 
味わい:酸はまだまだしっかりとしていて、ほどよい乳酸系の酸を感じます。黒果実の果実味はまだまだ健在。でも、完熟感は強くなく、むしろ液質がとてもエレガントで上品。日光に浴び輝な〜という感じはさほどしません。余韻は結構長めに感じます。また、スパイシーなニュアンスがしっかりとあって、香り、味ともに楽しませてくれます。思った以上に上質でエレガントなピノ・ノワール。美味いです。