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セパージュ：アルバーナ・ネッラ90％、チェンテジミーノ10％
MARUYAMAYAより抱き合わせで購入。3,478円。
抜栓日：2018年9月25日
インポーター：片岡物産
栓：天然コルク。長め。生産者の刻印あり
液漏れ：なし
グラス：リーデルのオーヴァチュアを使用しました。
色：比較的色付きのいいルビー。輝きあり。濁りなし。グラスの向こう側の指は見えます
エッジ：すこしだけ薄めに見えます
脚：やや粘性を感じます。
香り：最初、カシス、グスベリ、紫の果実の香り。その後、やや野性味のある香りを感じました。いわゆるヤマブドウ系のニュアンスで、若干ステムっぽい香り。その後10分位するとお醤油系のニュアンスを香りに感じます。これは独特な感じで、土着品種でしょ、と言う雰囲気。
青臭い系のハーブのニュアンスもあります。温度高めでスワリングするとピーマン香がほんのりと主張してきます。
タンニン：収斂性はありませんが、どことなくシルキーで上質な感じのタンニン
味：酸がとてもシャープで生き生きとしています。野性味のある果実味が口の中に広がります。温度が上がってくると味わいに厚みが出てきます。それと同時に、果実甘味が豊富になってきます。なかなか眺めの余韻で、紫果実のエキスが鼻の奥を通り抜けていく感じです。
抜栓直後はやや硬さを感じましたが、ほどなく味わいが広がっていきます。余韻の最後にはメトキシピラジン系のニュアンスがほんの少し感じられます。
なんだか不思議な感じのするワインですが、美味しいですね、これ。
