Opus One 2005

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セパージュ:カベルネ・ソーヴィニョン88% メルロ5% カベルネ・フラン3% マルベック1% プティ・ヴェルド3%
京橋ワインで購入。19500円。

抜栓日:2018年12月31日
インポーター:モトックス
栓:天然コルク。かなり上質。Opus Oneの刻印あり
液漏れ:なし。まったくしみもありませんでした。
グラス:リーデルボルドータイプを使用しました。

色:まだまだフレッシュ感の残る濃いルビー。輝きあり。濁りなし。
エッジ:均一な色合い。
脚:結構な粘性を感じます。

香り:抜栓直後より、濃厚な紫果実のニュアンス。樽香もしっかりとしています。新樽っぽさが満載。ブラックチェリー、カシスジャムといった黒紫系の果実香。カカオやチョコっぽいニュアンス。完熟~やや過熟の感じがありますが、香り全体がとてもエレガント。時間経過でカラメルっぽさが出てきたと思えば、杉っぽいニュアンスがでてきたりと、とても複雑な香り。

タンニン:しっかりとしていますが、収斂性はかなりこなれていて、でもパワフル感が満載のタンニン。しかし、そこにエレガントな渋みが印象的です。

味わい:しっかりとした酸、複雑さを持った、エレガントな味わいが口の中に広がります。完熟感のある、とても優等生的な味わい。実にバランスの良いワインです。値段を考えなければ、ものすごく美味いワインです。ママちゃんは「あっま~い」と開口一番行っていましたが、自分はそこまでの甘さを感じません。果実甘味は上品で上質。このヴィンテージ、今買えば、購入時の倍はするのでいい買い物をしたのでしょう。でも高いですよね。