Vin Coeur Vin Cul Blanc Pierre Olivier Bonhomme 2016

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セパージュ:ソーヴィニヨン・ブラン
酒のあおい本店よりセットで購入。2,200円〜2,600円くらい

抜栓日:2019年6月5日
インポーター:ヴァンクール
栓:NOMACORK
液漏れ:なし
グラス:リーデルのオーヴァチュアを使用しました。
 
色:透明感、輝きのある、やや濃い目のイエロー。
ディスク:やや厚め。
脚:中程度の粘性
アルコール度数:13%
 
香り:そこまで冷やさずに抜栓しました。あ~、ナチュールの白か!って印象。ほんのちょっと酸化のニュアンスあるも、全然気にならず。金柑とかのコンポートのような蜜感。黄土色の果実。香木のようなニュアンス。ちょっと漢方のような、リコリスと表現すべきか? そんな感じもあります。焼きリンゴやリンゴを煮詰めたような香り。欠陥臭としては、あまり感じません。品種は?と言われると、シュナン・ブランのようでもあり、ソーヴィニヨン・ブランと言われると、そうだよね、としか言いようがなく、また、ナチュールのシャルドネですと言われても、へぇ~っと言ってしまいますね。総じて、ナチュール好きにはたまらない香りじゃないかな。
 
味わい:温度がそんなに低くないせいか、酸はさほどシャープではなく、むしろ穏やか系。リンゴと乳酸を両方感じます。液体に厚みが結構あって、ネットリ感がそこそこ主張しています。アルコールからくるものと、ブドウからくるものと両方だと思いますが、果実甘味がけっこうあって、ジュースっぽさを感じます。アフタは中程度ですが、最後の方に柑橘系の果実の皮の苦味、例えるなら清見オレンジの外側の皮の白いもわもわのところのニュアンスが鼻に抜けていきます。このへんがSBらしさかな?
この日は、蒸し牡蠣(正確に言うと、牡蠣のタジン鍋)と合わせてみました。最初、生臭さ?と思いましたが、じっくりと構えてみると、牡蠣のエキスがワインで増強される、そんな感じで思った以上に相性としては良かったんじゃないかと思いました。その後、スーパーによく売っているブルサン(boursin)というチーズと一緒に飲みました(プレーンです)が、このマリアージュは最高でした。無限に飲み食いできます。