Bourgogne Rouge Pierre Damoy 2013

http://wine0629.blog13.fc2.com/blog-entry-2060.html
f:id:akirais:20190714212547j:plain:h320
セパージュ:ピノ・ノワール
ワインの店いとうより購入。3,250円(税抜)(輸入元定価・税別¥5,200ですって)
 
抜栓日:2019年7月14日
インポーター:ファインズ
栓:天然コルク。Vintage、Pierre Damoy、Bourgogneの刻印あり
液漏れ:なし
グラス:リーデルブルゴーニュタイプを使用しました

色:中程度の色の濃さのルビーガーネット。輝きあり。濁りなし
ディスク:ほぼ均一のガーネット
脚:中程度~やや高めの粘性
アルコール度数:12.5%

香り:抜栓して香りを見ましたが(ちょっと料理の香りと一緒だったのもあるかもしれませんが)さほど香りが立ってきません。閉じ気味の印象です。スワリングしてもさほど開いてくる感じはなく、時間経過しても、あまり香り立ちません。探しに行くと、ブルーベリーやブラックベリー、ヨード、ミネラリーなニュアンスなどありますが、ちょっと弱めの印象。

タンニン:収斂性はさほどありませんが、しっかりとした上質なタンニン。

味わい:ピノ・ノワールらしい伸びやかな酸があります。樽なのか、比較的力強さも感じます。黒果実系の味わいですが、全体的にはエレガントで、どこかが突出するわけでもなく、均整が取れた味わい。中間層の厚みはあまりなく、やや単調な感じもしますが、普通に美味しいワイン。さほどパワフルでもなく、どちらかというと冷涼さを感じさせてくれます。時間が立って飲んでみると、アフタに石鹸のような、テルペン系のニュアンスが鼻に抜けていきます。実は、やや力強いピノ・ノワールが飲みたくてこれを開けてみましたが、逆な意味での美味しさが印象的です。抜栓後2時間位経ってから味わいに、やや厚みと甘味が増してきました。なんとも妖艶なワインになってきましたよ。明日が楽しみ!