松原農園 ミュラー・トゥルガウ 2018

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セパージュ:ミュラー・トゥルガウ100%
抜栓日:2019年7月16日

先日松原農園さんからメールがあり、今年のワイン、微発泡およびにごりのあるものが存在するということでした。
日本ワインブーム、自然派ワインブームもあり、自分は、にごりなんて全然気にしないし、微発泡も当たり前という感じですが、松原さん自身は、ワイン造りにそれを狙っているのではなく、あくまでクリーンなワインを造られている人なので、メールの案内では、この濁りや微発泡を不良品と表現されていました。なんて素敵な方なんでしょう。
今回、飲んだロットはまさに、瓶の底に気泡が見えて、ややもやもやした濁りがありました。原因は、まだ活動できる酵母が残っているということなんですが、今回5本買ったうちの1本だけがそういう状態になっていました。
早速飲んでみましたが、ラムネ香、マスカット香は健在、酸もしっかりしていて、味わいもフルーティー。よーく探すと若干の酢エチが、ほんとほんの少しあるかもしれませんが、まったく問題のない品質です。
やっぱり例年よりも、よりドライに造られているので飲み口もとてもよいです。ほんと、松原さんのワインに対する姿勢には感動します。
ママちゃんは「いつものよりも軽い感じね。いつもよりも甘くなくて飲みやすい」と言っていました。

2日目、3日目と飲みましたが、酸も変わらず、味わいは冷やしているせいもあり、とてもシャープです。ブラインドで飲んだらソーヴィニヨン・ブランって答えます。