Makioka Kurashima Vineyard Cabertent Sauvignon Ste Neige Excellente 2013

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セパージュ:カベルネ・ソーヴィニヨン97.4%、アリカント2.4%
エノテカより購入。3,996円。

抜栓日:2019年9月29日
栓:天然コルク
液漏れ:なし
グラス:シェフ&ソムリエのユニバーサルテイスティングを使用しました

色:やや薄めのルビーガーネット。ガーネットの要素がそこそこ入っています。
エッジ:エッジにはまだパープルの要素も見えます。
脚:中程度~やや高めの粘性
アルコール度数:13.5%

香り:抜栓直後、樽香優位のバニラ香のような甘いニュアンスの香り。新樽は使用していないとのことですが、2~3年樽なのかな。チョコレートっぽいニュアンスもしっかりと感じられます。その後、紫果実の香り。けっこう熟した果実のニュアンスが感じられます。熟したプラム香、奥の方に赤い果実のニュアンスがあって、なかなか高級感を感じます。時間が立ってくると、樽香、果実香それぞれ塩梅良く混ざり合って、その最後にラズベリーの赤い香りがすっと入ってきました。上手にできてるな~。

タンニン:収斂性はあまりなし。きめ細やかなタンニン。パワフル感はありませんが上品です

味わい:しっかりとした酸。カカオ、チョコレートを連想させる甘味。黒果実系の果実味。それほど厚みはないですが、程よく効いた樽のニュアンスと熟した果実の味わいがきれいに混ざり合っている味わい。ちょっとばかりカリカベを思わせる味わいにびっくりしました。アリカントが2.4%ということで赤い実のニュアンスがほのかに感じられるのはこのせいでしょうか?またアルコール度数も比較的高めで、これは一部氷結濃縮した果汁を使っているからなんでしょうね。ピーマン系のニュアンスは殆どありません。いや、普通に旨いです。