Ortale Greco di Tufo Cantine di Marzo 2017

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セパージュ:グレコ
Vino Hayashiのイタリア土着品種研究会の教材。5,400円

インポーター:Vino Hayashi
栓:DIAM5
液漏れ:なし
グラス:シェフ&ソムリエのユニバーサルテイスティングを使用しました

色:程よく色付くイエロー。輝きあり、濁りなし。やや粘性を感じる液体
ディスク:やや厚め
脚:中程度の粘性
アルコール度数:13.5%

香り:最初、やや閉じ気味でしたが、程よく開いてきます。黄色い花、ややオイリーなニュアンス。すだちのような柑橘系の香り。ちょっとウッディーな要素も感じます。けっこうどっしりとした感じの香り。酵母のニュアンス。あ~、教本にカモミールって書いてあった。なるほど、レモングラスとはカモミールのニュアンスだ。ミネラルというか石灰の要素も感じられますね。

味わい:非常に厚みのある味わい。酸はしっかり、シャープでレモン系。テクニカルシートによると、普段はMFLするが、このヴィンテージは暑くて酸が弱く、MLFしなかったということでした。余韻はけっこう長めで、温度が上がってくると果実甘味が比較的濃厚に感じられます。ミネラル感も結構感じます。豚ロース焼きに合わせてみましたが、いいマリアージュでした。筋子でもそこそこいけます。美味しいワイン。

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