Ruche Di Castagnole Monferrato Crivelli 2017

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セパージュ:ルケ
Vino Hayashiのイタリア土着品種研究会の教材。5,000円

抜栓日:2019年12月7日
インポーター:Vino Hayashi
栓:天然コルク。やや短め
液漏れ:なし
グラス:シェフ&ソムリエのユニバーサルテイスティングを使用しました

色:色調はちょっと薄めのルビーパープル。新し目の色合い。濁りなし、輝きあり
エッジ:均一な色合い
脚:高めの粘性
アルコール度数:14.5%

香り:最初はやや埃っぽいニュアンスがありましたが、徐々に薄れてきて、黒果実系の香り、ブラックカラント、ブラックベリー。ちょっと鉄っぽいニュアンスも感じます。すこしだけ青さを連想させるニュアンスもありますが、ミネラリーな要素もあって、けっこう縦方向に伸びる感じの香りです。スミレといわれれば、あ~きっとそうなんだな(自分、スミレをうまく認識できないので、テキストとかにスミレと書いてあるとあ~と連想します)という感じ。あと、ペッパーのニュアンスが後半になって現れてきました。

タンニン:しっかりしたタンニンで、比較的収斂性は高め。これがこなれると良い熟成をしそうなタンニン。まだまだフレッシュです

味わい:酸はしっかりとしていて、黒果実系の味わいが口の中に広がります。タンニンと相まって、かなりしっかりとした味わい。フレッシュ感満載で、もう少し熟成してくるとどんな変化をしてくるのか楽しみなワインです。余韻は中程度~長めで、しっかりとしたタンニンのため後口に苦味が残るのが特徴的だと思います。時間経過とともに、ちょっと赤果実のニュアンスも見え隠れ。これ、ブラインドで飲んだらマルベックって言っちゃうかもしれません。


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