Amarone Della Valpolicella Classico Bolla 1995

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セパージュ:コルヴィナ、ロンディネッラ、モリナーラ

抜栓日:2020年2月15日
インポーター:サントリー
栓:天然コルク、けっこう長め
液漏れ:なし、1/3くらいに液漏れ。最後ちょっとだけ欠けてしまった
グラス:シェフ&ソムリエのユニバーサルテイスティングを使用しました

色:比較的濃い目のガーネットから煉瓦色。結構熟成入っています。輝きあり
エッジ:ちょっと薄くなって、煉瓦色が見えています。
脚:やや濃い目の粘性
アルコール度数:14%

香り:ドライフルーツ香とともに、腐葉土系の熟成香。その奥に、やっぱり干しぶどう的なニュアンスを感じます。樽からくると思われるカラメル香が若干ですが感じられます。けっこういい感じに重星しています。杏のようなニュアンスもあり、干し柿っぽさとか、いろんなドライフルーツの香りが出てきます。アマローネを見てしまってから香りを見ているので、やっぱり頭の中に干しぶどうが浮かんでしまって、それを振り払うことができません(笑)あ、グラスの残り香、醤油の香りがする!

タンニン:ほとんど溶けてしまっていて、収斂性はさほどありませんが、それでも力のあるタンニンだと思います

味わい:熟成的なやや枯れたニュアンスとともに、干しぶどうのエキスを感じます。さほどアマローネ(苦味)は感じませんでしたが、ちょっと折りが混ざってくると、流石に苦味を感じるようになります。25年の時を経たワインです。想像するに若い頃に飲んでいたらもっと濃いエキスを感じたのでしょうが、それがとてもエレガントに感じられ、でも、25年経っても甘味さえ感じさせる、なかなか良く熟成したワインだと思いました。