Yoichi Nobori Aihara Passetoutgrain Takahiko Soga 2014

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セパージュ:ツヴァイゲルトレーベ50% ピノ・ノワール50%
どっから購入したんだっけな? 3,888円(税込)

抜栓日:2020年3月24日
栓:天然コルク。ドメーヌ・タカヒコのトレードマークが刻印されています。蝋キャップ
液漏れ:なし
グラス:リーデルブルゴーニュを使用しました

色:結構濃いめのルビー。ややどんよりとした色調。グラスの向こう側の指が見えるか、見えないかぐらいの色合い
エッジ:比較的均一な色合い。エッジにはむしろ紫が見えます
脚:中程度の粘性
アルコール度数:12%

香り:抜栓直後、瓶から小梅の香りがプーンとしてきました。まずは、これにびっくり。グラスに注ぐとラズベリー、木の実、鰹出汁、小梅の香り。欠陥臭は感じません。とってもチャーミングで、ナチュラルなニュアンス。優しい香り。しだいに、紫蘇とか、赤い実のニュアンス。いわゆるボノームとか、ナチュール系のピノ・ノワールの印象。ツヴァイのニュアンスをどこに捉えればいいのか、素人には検討も付きません。娘さんは食用のお花の感じと言っていました。

タンニン:上質な、しかも上品なタンニン。しっかりと主張はしますが収斂性はほとんどなしです。でも力強いタンニン

味わい:酸がしっかりとしていますが、まろやかさもあり、とても心地よい酸です。エレガントな液質ですが、そのなかにも力強さがあって、飲んでいて楽しくなります。これはあたりのボトルだな~。この力強さ、というか中間層のどっしり感はツヴァイによるものなのでしょうね。全体的にはロワールのナチュールのピノなんですが、可憐な華やかさもあってとっても美味しいです。焼き鮭とはちょっと会いませんでしたが、餃子にもちゃんと寄り添うワインでした。東川のビストロブレのパテ・ド・カンパーニュとの相性がとても良かったです。以外だったのは大学芋とのマリアージュが最高でした。