Steinwingert Pinot Noir Friedrich Becker 2014


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セパージュ:ピノ・ノワール
Wine Celler Roppongi(カーブ・ド・リラックス)の抱き合わせワイン。10,000円くらい

抜栓日:2021年4月18日
インポーター:へレンベルガー・ホーフ
栓:天然コルク
液漏れ:なし
グラス:リーデルブルゴーニュタイプを使用しました

色:比較的濃い目のパープルルビー。グラスの向こう側の指はかろうじて見えるくらい。濁りなし、輝きあり
エッジ:均一な色合い
脚:比較的高めな粘性
アルコール度数:13.5%

香り:赤黒い果実のニュアンス。ブラックベリー、ブルーベリー。透明感あり。若干茎っぽいニュアンスを感じます。とてもエレガントでピュアな香り。奥の方にはしっかりと赤果実の要素がわかります。とってもいい香り。しっかりと抽出されているのがわかります。

タンニン:とてもシルキーで、でもしっかりとしたタンニン。非常に上質。最後の方にちょっとだけ荒々しさが現れました

味わい:第一印象は「濃い!」でした。たぶんブラインドで飲んだら、カリフォルニアもしくはオレゴンピノって言ってると思います。そのくらい、しっかりと抽出されている、でも味わいに雑味成分が感じられない、しっかりとした造り。ほのかに過熟感もあって、ドイツとは思えない味わい。透明感もあり、品質の高さがわかります。これは旨いな~。やや時間が立つと、ちょっとだけ棘の出たタンニンが現れますが、それもまた第二の顔として表現されていて面白いです。

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