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セパージュ：ピノ・ノワール
ワイナリーより3本購入。3,240円。
抜栓日：2023年1月26日
天然コルク、液漏れなし。リーデルのブルゴーニュタイプのグラスを使用しました。
比較的濃い目のルビーガーネット。中程度の粘性。Alc 12.5%
抜栓直後、なんとも端正な香りが感じられます。ブラックベリー、カシス、下草、ラズベリー。時間の経過で樽香が感じられます。そして、この樽香と果実香で、パワフルさが出てきます。ミネラル香が、硬さを表現している感じです。そこまでどんどん香りが出てくることはありませんが、ほんと正統派のピノ香といったところでしょうか。
最初、酸が思いの外しっかりと感じられますが、最初のうち、香りに反して、やや中間層が抜けた感じの味わいでギャップを感じました。もうピーク過ぎたのかな？という印象でした。ややタニックに感じられるタンニン。そこからゆっくりと飲んでみると、徐々に絡んだ糸がほぐれるように、優しい味わいに変化していきました。ミディアムボディーで、伸びやかな酸がアフターまで感じられ、さっきタニックに感じていたタンニンが程よく溶け込んできていい塩梅になってきました。こうなると味わいも正統派のピノ・ノワールそのもの。よく出来たワインだと思います。おいしいなぁ～。
