Chambertin Clos De Beze Laboure Roi 1985

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セパージュ:ピノ・ノアール100%
2009年12月28日抜栓。おそらく10数年前に札幌ファクトリーにあったワイン屋さんで購入したと思われる。ラベル上は19800円。コルクは結構短いもの。24年の年月を感じる。抜栓直後、ビンから甘い果実香がこぼれてきた。色はガーネット。非常に綺麗な色。エッジはオレンジがかっている。リーデルブルゴーニュグラスに注いだ。脚はしっかりしている。香りは、なめし革、野獣っポイ感じ。ちょっときな臭い。これが熟成香か。グラスに鼻を付けていると結構香りが突き刺さってくる感じがする。その奥にブラックベリー系の香りが隠れている。時間が立ってくると徐々にラズベリー系の味が見えてきた。かなり時間をかけて飲んでいく。すると、徐々に枯葉の印象も強くでてくる。だんだんいつまでも嗅いでいたい香りになっていった。そこらに強く漂う香りではないが、とても奥深い香り。味も、相当の味となる。古いが果実味の甘さがだんだん出てきた。しかし、その後、だんだん酸味が強くなって良く感じがした。抜栓後1時間半くらいがもっともパワフルに感じた。アフターもそんなに強いものではないが、心地よく感じた。若干、ピークは過ぎたものと思われるがそれでも素晴らしかった片鱗は感じられた。