Gevrey Chambertin Robert Groffier 2006

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セパージュ:ピノ・ノアール

LIQUOR WORLDさんより、オークションで購入。4860円
2010年4月15日抜栓。コルクにはドメイン名と村名、Vintageの刻印あり。液漏れなし。抜栓直後よりベリー系の香りがちょっとだけ漂ってきました。これはちょっと期待大。グラスはリーデルブルゴーニュタイプにしました。やや低めの温度(おそらく13℃くらい)でグラスに注ぎました。色は思ったより濃いガーネット。ちょっと野性的な色です。力強い色。エッジはしっかりとしています。グラスの脚もしっかりと見えました。グラスに注いだ直後の香りはやや還元的で、SaO2の影響もあったか。その中にもブラックベリー系のニュアンスを感じました。スワリングすると先程の還元香が消えますが、最初はいわゆる閉じ気味って感じです。逆にこの後の展開が楽しみになりました。この段階では口に含むと、あまり印象のないさぁ〜っと喉を通っていくだけの印象でした。徐々に時間が立ってくると、ブラックベリー、ミント、腐葉土といったニュアンスの香りが力強くなってきます。30分ぐらいするとこれらのニュアンスの香りが徐々に強くなります。スワリングでミントのニュアンスが強くなり、またフレッシュさもでてきます。さっきの還元香がなくなり、徐々に力強い印象がでてきます。味も徐々に複雑味を増し、タンニンがやや強く出ています。新鮮なカンジのタンニンですが、決して強くなく渋さはあまり感じません。自分的には野獣的重量感を覚えます。娘さんは香りを嗅いで「ぶどうの青い感じ」と言っていました。奥様はそんなに印象には残らないがおいしいよ、と言っていました。残りをバキュバンしましたが、その時の香りはストロベリー系の甘い香りでした。2006年のVintageで基本、抜栓した時期が早かった感は否めませんが、それでも美味しくいただけるワインでした。