Chateau Saint Mambert 1999

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セパージュ:カベルネ・ソーヴィニヨン 60%、カベルネ・フラン 30%、メルロー 10%
札幌東急で購入。4200円。
2010年5月9日抜栓。アルコール度数13度。コルクには刻印とVintageが刻まれていました。いちおう、デカンタージュして約1時間ほど放置していました。液漏れなし、非常にしっかりとしたコルクだったと思います。瓶の方にはちょっとばかり澱がめだちましたが、なんとかデカンタージュでカバー。グラスはリーデルボルドータイプのグラスを使いました。デカンタージュしてから30分くらいして、香りが立つようになってきました。デカンタからグラスに注ぐと結構花開いた感じがありました。色は結構濃いガーネット。とても11年とは思えないしっかりとした色合いです。エッジも殆ど変わりません。スワリングによりしっかりと瓶に脚が残ります。香りは、カシス、ブラックベリー、なめし革、非常にパワフルで、しかもまだまだ余力を残している感があります。タンニンはしっかりとしていますが,決して渋くはありません。逆にちょうど調和が取れています。シルキーとはいきませんが、程よいタンニンで飲みやすい。スワリングによってこれらの香りの中にミント系のしっかりとした主張が感じられます。飲んでみると、やはり香りと同様、パワフルで、まだまだ若々しい。カシス、ブラックベリー系。タンニンはしっかりとしていますが,決して渋くはありません逆にちょうど調和が取れています。時間がたつてれややカラメル的要素も垣間見れます。たぶん今の時期がもっともピークなんではないかと思います。力強いなかにも、柔らかさがあるとても美味しいワインだと思います。
奥さまも、「これくらいのワインはボルドーでも美味しいわ」と。