Vosne Romanee La Croix Rameau Francois Lamarche 2001

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セパージュ:ピノ・ノアール100%

葡萄酒造ゆはらよりオークションにて落札。 7600円。
2011年4月10日抜栓。コルクにはドメイン名、ワインの畑の名前、Vintageなどが刻印されています。とてもしっかりとしたコルク。50mm。2/3位まで染みていましたが液漏れはありmせんでした。抜栓直後より、ほのかなベリー系の香りがします。グラスはリーデルブルゴーニュタイプを使用しました。色はきれいなルビー色。とても透明感のある色です。グラスの脚は繊細なもので細かく、きれいに降りてきます。アルコール度数12%。グラスに付いでからすぐの第一の香りは、やや腐葉土臭い感じでしたが、すぐにスパイシーな香りがただよってきます。娘さんはサイダーの臭いと言っていました。スワリングにより、この香りに一本芯が通ったような、すっきりとした感じになります。あんず、ストロベリー、ラズベリーの香り。時間と共にちょっとミント系の香りが合わさってきます。とても複雑な香りになってきました。梅肉のニュアンスも加わってきます。まだまだフレッシュさが残っています。時間と共に腐葉土系の香りはなりを潜めて、ハーブ系、ベリー系、ミネラル感あふれる香りがドンドンとグラスから溢れてきます。これは何時までも嗅いでいたい香りです。この香りになるまでには約1時間くらいかかります。干しぶどう、酵母、パンの香りも混ざってきて、これは複雑。奥行きの深い香り。口に含むとほんの少し強めの酸味が口の中に広がりますが、すぐにブルーベリー、ブラックベリーの甘さが口の中で踊ってきます。最初のうちはすぅっと喉の奥に流れこんでいきます。おや?薄うま系?と思わせておいて、ちょっと温度が上がってくると、ミネラル感たっぷりのピノの酸味をまとったブドウの甘さが口の中いっぱいに広がります。雑味を感じません。非常にピュアな印象で、ストレートにうまさが口の中を通って行きます。飲みはじめの時にはあまりアフターを感じませんでしたが、時間と共に喉の奥から鼻の奥に湧き上がる果実味は感動的です。これはうまいな〜。全然雑味を感じません。すべてが一体となっている感じです。あと3〜4年は少なくともこの状態をキープしそうな感じですね。いっつもこんなワインが飲めたらいいな〜。ホワイトキャステロと一緒に合わせてみましたが、キャステロを口に入れた後にワインを飲んでみると、いちごの甘さが口の中にドドーンと広がってきます。繊細な味わいですが、とてもピュアで本当に美味しい。