Takizawa Winary Muller Thurgau 2013

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セパージュ:ミュラー・トゥルガウ100%
ワイナリーにて直接購入。2,500円。
 
抜栓日:2015年4月2日
コルク:無刻印。
液漏れ:あるような感じ。キャップシールが若干ネトッとしていました。
グラス:リーデルのオーヴァチュアを使用。
 
色合い:濃い目のイエロー。透明感あり。
ディスク:そんなに厚くありません。
脚:粘性はそんなにない感じです。
アルコール度数9.5%
グラスを見ると、気泡がありました。
また瓶のそこには澱が若干溜まっていました。
 
香り:抜栓直後、石灰っぽい香りあり、やや還元的でしたがすぐ飛びました。酵母的な香り(悪く言うと沢庵っぽいニュアンス)があって、スワリングすると結構なオイリーさを感じます。その奥にはレモンのような香り。冷涼感が溢れる印象です。時間とともに、ややシトラスっぽいニュアンス、お香のようなニュアンスがほんのりと感じられるようになりました。
 
味わい:しっかりした酸を最初に感じます。残糖はほとんどありませんが、ドイツ系品種の果実甘味がほのかに感じられます。そんなに複雑な味わいではありませんが、爽やかな酸が全体をきりりと〆ている感じです。そんなに乳酸系の味わいは感じないです。マロしてないんじゃないかな?昆布ポン酢で水炊きを食べながら飲みましたが、ポン酢系の酸と一緒だと、むしろ口の中で冬みかんの皮のようなニュアンスが残って、さっぱりといただけます。食事と合わせて飲むのがいいワインだと思います。うちのママちゃんは酸性人なのですが、一口目から、「うん、これは美味しいわ」と言っていました。
また、少し時間がたって、若干温度が上がった状態で飲んでみると、今度は酸がけっこう前面に現れていました。レモン水的なニュアンスがとても強くなっています。
時間とともに表情が変わります。

2日目 酵母っぽさというか沢庵っぽさは消えていて、酸が昨日よりも全面に出ている印象でした。ママちゃんは、「うん、美味しい」と言っていました。昨日よりも全体的に落ち着いてマイルドになった感じ。