Vitovska Vodopivec 2011

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セパージュ:ヴィトフスカ100%
ワイン会にて
 
抜栓日:2018年4月10日
わずかに濁りのある、といってもほぼ清澄ですが、麦藁色。粘性あり。
最初はかなり縮こまって、さほど香りも立ちませんでしたが、30分位してからどんどん開いてきました。とにかくいろいろな顔を見せます。最初はべっ甲や、わずかな揮発酸、シナモンのような香り、ついで、蜂蜜香が出てきたかと思えば、ターメリック系のスパイシーな香りがでてきたり、テラコッタを思わせるような土っぽい陶器っぽいニュアンスや、はては醤油のような香りが感じられたりと、まさに香りの七変化です。酸はしっかりとしていますが柔らかい乳酸系の酸で、けっこうな渋味を味わいに感じるのが特徴です。角の立ったところがなくて、まさに柔らかい、それでいて、妖艶なワイン。勉強になりました。