Renommee Bourgogne Remoissenet 1999

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セパージュ:ピノ・ノアール
札幌東急デパートで購入。3150円。

抜栓前、内部にやや濁り(もやもやした感じ)あり。でもデカンタージュせず、そのままグラスに注ぐことにする。コルク上部はやや黒ずんでいたが、全くしみ出ていることはなし。やや低い温度で、リーデルブルゴーニュタイプのグラスに注ぐ。最初はあまり香りが立たず。時間とともに、イチゴ、フランボワージュの香り、その奥にきな臭い香りがあります。いわゆる熟成香か。娘さんは梅干しの腐った匂い、といっていました。これはやや酸味を表す香りなんだと思います。そのあと、スワリングにより、梅干しの腐った香りに蜂蜜をかけた匂いになったと言っていました。グラスに注いだ後やや時間がたってから飲んでみましたが、まだ温度が低かったようです。しかし、タンニンはほとんどなく、ほどよい酸味を感じますが果実味にあふれる味です。ピノノアールを感じます。この日、鶏肉のつみれ鍋で、ポン酢と一緒に飲みましたが、ポン酢の酸味を味わった後に飲むと、ワインの酸味が引っ込んで、果実の甘みが全面に広がり、その奥に複雑な味を感じます。これが何とも心地よいです。白菜、鶏肉ともよくあいます。美味しいです。