Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Gros Frere et Soeur 2007

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セパージュ:ピノ・ノアール100%
LIQUOR WORLDよりオークションで落札。1800円。
2010年1月5日抜栓。コルクには、Vintage、ドメーヌ名、Gros Frereの紋章が刻印されています。液漏れなし。ちょっと低めの温度で抜栓。グラスに注ぐと、やや甘い果実味がしていました。色はちょっと薄目のガーネット。濃くはありません。娘さんはついだそばから「うっすいね〜」と言っていました。濁っているわけではないんですが、やや透明感に欠ける色でした。ついだすぐにはラズベリー、杏の香り、やや樽の香りがしました。一番最初にほわ〜んと香りがして、スワリングによりその香りが飛んでしまっていました。これはやや温度が低かったせいが考えられました。娘は、あとの臭いが薄いというくらいでした。口に含むと、まずラズベリー、フランボワーズの味がします。酸味はそんなに強くなく、適度に感じます。しかし、全体的なバランスが悪いというか、まだ落ち着いていないというか、調和の取れていない感じです。奥様もあと2年くらいするともっと美味しくなるかもね、と言っていました。少し時間がたって温まってくると、ブルーベリー、干しぶどうの香りがしてきます。同時にややスモーク、タスの香りが出てきて、それらの香りが徐々に強くなります。味も少し時間が経つとピノ特有の甘味が感じられます。Gros Frereの、もう少しおいておいた上級のワインを飲んでみたいなぁと思いました。肉系の食べ物とは非常に合います。食事をしながら飲むにはとても良いワインです。もう一つ、こういうワインを飲むと、ブルゴーニュの特急畑のワインのエレガンスさがなんとなく理解できる気がしてとても勉強になります。2日目は、1日目よりも全体的にまとまりが出てきたように感じました。腐葉土っぽい感じもあり、若干酸味が強い印象でしたがとても美味しくいただけました。