Rosso Piceno Nero di Vite 2000

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セパージュ:モンテプルチアーノ50%、サンジョヴェーゼ50%
葡萄酒蔵ゆはらにてオークションで落札。3000円。
2010年10月17日抜栓。コルクはしっかりとしたもので、ワイン名が刻印されています。液漏れはありません。コルクのそこには色濃い紫色がしっかりと付いています。グラスはリーデルボルドータイプを使用しました。色は濃いガーネット色。若いイタリア系は深紫というイメージが強いんですが、これはボルドータイプのガーネットです。色は濃いですが、エッジはちょっとうっすらとしています。この辺が2000年のVintageを意味するんでしょうか。グラスに注ぐとブルーベリー、バニラの香りが漂います。スワリングによってしょうゆ?のニュアンスがすこし感じられました。その後、黒インク、綿の香りがしてきます。いい香りです。娘さんは「カット版の白い部分のにおい」と言っていました。たしかにそんなニュアンスもありますね。口にふくむと、ベリー系、紫の果物系、キャベツの味が口に広がります。結構なタンニンを感じますが、決して渋くはなく果実味の中にうまく溶け込んでいます。全体的に濃い味。ボルドー系ではあまり感じ無い味です。飲みやすいなかにも複雑さを感じ、飲んでいて楽しい気分になります。