Beaune 1er Cru Les Marconnets Vicomte Bernard de Romanet 1996

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セパージュ:ピノ・ノワール100%

2010年10月23日抜栓。コルクにはネゴシアン名が刻印、1/3くらいまで染みていましたが液漏れなし。バスケットに入れてサーブ。グラスはリーデルブルゴーニュタイプを使用。グラスに注ぐと色は濃い目のルビー。エッジはやや薄くなっていますが、それなりに綺麗な色です。グラスに注いだあとはあまり香りは立ちません。ちょっと温度低めで抜栓したからかな?最初の香りは、土、きのこ、酸味、黒ぶどうの香り。さほど強い香りではありませんが、あまり雑味がなくいい香りです。スワリングによりこれらの要素の香りが強まります。口にふくむとベリー系、カシスのニュアンスが、すっと舌の上を転がっていきます。雑味もなく非常にシンプルで一本筋が通っていて美味しいです。喉を過ぎていったあとのアフタは殆ど感じません。悪く言うと特徴がないのですが、よく言うとピュアで果実の甘みと酸味が程よく調和したといったところでしょうか。喉越しが爽やかです。時間と共に酸味が前面に
出てきて、カラメルのニュアンスもかなり全面に出てきました。