Bourgogne Claude Dugat 2008

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セパージュ:ピノ・ノアール100%

ワインショップフィッチより購入。3700円。
2011年5月2日抜栓。コルクにはドメイン名が刻印されています。若干コルクにシミ上がっていました。液漏れはないようでした。グラスはリーデルボルドータイプを使用。色は結構濃いほんのりと紫がかったガーネット色。きれいな色です。エッジもしっかりとした色合い。脚はそんなに強くはありません。最初、香りはさほど強くはありませんが、それでもアメリカンチェリー、ストロベリー、スミレの香りがします。いい香り!スワリングによってそこに酸の香りが加わります。若干遅れて酵母の香りもします。ベリーの甘さも時間と共に際立ってきます。徐々に果実甘味というか、ほのかに甘い香りも混ざってきます。口に含むと、最初にいちごの甘さが広がります。そこに上品な酸味が合わさってきます。タンニンはさほど感じませんが、タニックな要素が溶けこみ味に重さを加えている感じがします。とてもバランスの良い味わい。とにかく葡萄の甘さが全面に出てきますね。そしてさほどアフタは強くありませんが鼻の奥にすぅっとストロベリーの甘さが抜けていきます。味の中にやや雑味を感じますがACブルとしてはとても濃厚で力強さを感じます。2杯目のグラスでは酸味がやや強く感じましたが、決して酸っぱいわけではなく調和のとれた酸味だと思います。作り手の技が出ているワイン、うまいな〜。