Bourgogne Grand Ordinaire Leroy 2008

http://wine0629.blog13.fc2.com/blog-entry-701.html

セパージュ:ピノ・ノアール100%

ワインショップウメムラで2本購入。赤キャップものです。4987円。
2011年7月25日抜栓。コルクにはLeroyの刻印がありました。比較的長いコルクですが、ちょっとばかり上まで色が染みている感じでした。液漏れの様子はありませんでした。抜栓直後より杏かな?甘い香りがしてきました。グラスはリーデルブルゴーニュタイプを使用。色は結構深いガーネット。ちょっと引き込まれるような印象です。透明感というよりも深い色合いのガーネットですね。きれいな色。脚は中等度に粘稠度を感じます。最初の香りはまさに森、土の香り。なんというかどっしりとした印象。その中にプラム、ラズベリーの甘香がでてきます。娘さんはお餅の匂いと表現していましたが、まさにそういった感じのニュアンスも感じます。独特な、綿密な、中身の詰まった香り。もう、のっけからいい香りです。時間がたってもこれらの香りの要素は変化ありません。もちろん時間と共にその香りが強まり、何時までも嗅いでいたい香りです。口に含むと、絶妙な酸味のなかに、果実甘味を感じそれが口の中にふわ〜っと広がっていきます。むむむ〜、これはピュアな味わいですね〜。雑味が全然感じられない。酸味も本当に程よく調和しています。タンニンは最後に少し下に感じる程度でいい具合に溶け込んでいます。グラスに注いだすぐの時にはあまり感じませんでしたが、徐々にアフタにブルーベリーの後口のような酸味甘味一体となった感じで残ります。鼻の奥にこれらの要素がすーっと流れていきます。これは気分を幸せなものにしてくれますね〜。お値段以上の味わいだと思います。ACブルに感じられがちなバラバラな雑味というかそういうものが感じられません。