Puligny Montrachet Louis Jadot 1999

http://wine0629.blog13.fc2.com/blog-entry-828.html

セパージュ:シャルドネ100%

ゆはらよりオークションで落札。4402円。
2012年9月2日抜栓。コルクにはネゴシアン名とマークが刻印されていました。液漏れはないようです。キャップシールは回りました。グラスはリーデルブルゴーニュタイプを使ってみました。色は、見事な黄金色。年長度の高そうな感じで、グラスの脚もねとーっと落ちてくる感じです。香りは、一番最初にナッツの香りを感じました。そして、シトラス、若干梅のような香り、そんなに強い香りではありませんがなんとも複雑な感じでした。娘さんは爽健美茶の匂いがすると言っていました。やや温度が上がると、香りの複雑さが出てきます。口に含むと最初、柑橘系の酸を感じますが、ナッツ系の味わいがすっと口の中に広がります。ミネラル感は思ったほど感じません。しかし、1時間くらいたった頃からでしょうか、とてもハードな味わいに変化してきました。シャキーン的な味わいで、とてもインパクトある変化をしてきました。ちょうど食事がイベリコ豚の切り落としを焼いたものだったんですが、まったくワインも負けていませんでした。ワイン単独でも全然OKですし、力あるんですが食事を邪魔しないワインですね。ちょっと開くまでに時間を要しますが、さすがに13年の年月でしょうね。アフタにミネラリーなニュアンスがどんどん出てきました。2時間ほどすると、全体的にほっこりとした香りに変化してきました。娘さんは「リンスインシャンプーの匂いがする」と言っていました。ジャスミン系の香り、薄荷系のすっとするニュアンスもあります。味わいも一本筋が通った感じで、蜜蝋のようなニュアンスの味わいも出てきました。なかなかやるな〜ルイ・ジャド。落札価格以上の味わいだと思います。