Barbaresco Bricco Spessa Grasso Fratelli 1999

http://wine0629.blog13.fc2.com/blog-entry-895.html

セパージュ:ネッビオーロ 100%


Y'NSトウキョーより購入。3380円。
抜栓日:2013年1月20日
コルク:生産者名が刻印されていました。しっかりとしたコルクですが、ちょっと乾燥気味。液漏れはありませんでした。
グラス:りーでるのボルドータイプを使用。あら、ちょっとネッビオーロブルゴーニュタイプですか。では、こちらも使ってみましょうか。

色:比較的薄めのガーネット。エッジは若干薄くなっています。ディスクはさほど厚くありません。
脚:中等度の脚の降り方。

香り:抜栓直後はやや還元的な香りがしていましたので、抜栓して30分くらい放置しておきました。香り自体はそんなに強くありませんが、プラム、ドライイチジクの香り。で、グラスをブルゴーニュタイプにしてみました。ま、基本変わりませんね(笑)。娘さんは「生ハムを水につけた匂い、セロリ、もやし」と表現していました。なるほどね〜。
時間とともに香りも上がって来ました。なかなか良い香りです。


タンニン:舌で感じるタンニンはさほど強くはありませんが、しっかりとしたものです。口全体にワインを含ませて歯茎でタンニンを感じると、意外と歯茎に渋みを感じます。

味:最初に、かなりフレッシュな酸を感じますが、グスベリのような甘さと相まってとても引き締まった味わいになっています。ピノの酸とは質が違いますが、意外とチャーミングな感じ。わたしにはボルドータイプで飲んでも、ブルゴーニュタイプで飲んでもあんまり味に変わりはありません。まだまだ修行がたらんですな。
時間とともに味わいに幅が出て来ました。野性的な甘さと、フレッシュでチャーミングな酸が絶妙な感じです。
手作り餃子がメインのディナーでしたが、これがまた、マリアージュバッチリでした。このワインは食事と一緒に楽しむのがいいな、と思います。このくらいの熟成したバルバレスコ、侮る無かれ。