Chateau Nicot 2005

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セパージュ:カベルネソーヴィニョン70%、メルロー30%

抜栓日:2013年1月19日
コルク:シャトー元詰、VIGNOBLES DOUBOURG(作り手サン?)と刻印されていました。液漏れはありませんでした。ちょっとばかり乾き気味のコルクでした。
グラス:リーデルボルドータイプを使用。

色:結構濃いルビー。エッジもまだまだしっかりとしています。ディスクはそこそこ。
脚:結構な粘調度で、脚がすぅ〜っと落ちてきます。

香り:最初はやや還元的で、ん?と思いましたが10分ほどで消えました。カシス、オレンジリキュール、鉄の香り。1時間くらいで香りピークでしょうか?ハーブ系の香りもあります。スワリングでオレンジの花の香りのニュアンスが強くなった感じがします。

タンニン:歯茎にはそこそこ感じますが、良い感じで程よく溶け込んでいます。

味:抜栓直後は、これは期待はずれ、とおもいましたが時間とともに味わいも変化していきます。1時間くらいの状態では、意外としっかりとした味わいで、カシス、肉の感じが味わいに出ています。メルローからくる甘さでしょうか、果実甘味があります。酸も強くはありませんが全体をひきしめている感じ。アフタはそんなに強くありませんがブラックベリーのようなニュアンスが鼻の奥から流れ出てきます。この力強さはカベルネから来るんでしょうか。このクラスでもVintageによるのか、少しばかり時間をかけて味わったほうがいいんですね。勉強になります。
鶏ささ身のチーズ巻き照り焼きとの相性は結構良かったです。