Saint Aubin 1er Cru Les Cortons Matthieu de Brully 1997

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セパージュ:シャルドネ100%(のはず)

抜栓日:2013年1月26日
コルク:49mmの長いコルク。汎用のものと思います。CAVEで瓶詰みたいなことが刻印されていました。液漏れしていたかもしれません。でも結構しっかりとしたコルク。異臭はしません。
グラス:リーデルのオーヴァチュアを使用。

色:かなり濃いYellow。若干オレンジが混ざっている感じします。透明感あり。
脚:さほど粘調度は感じません。ディスクもそんなに厚くはありません。

香り:最初、やや硫黄香を感じました。しばらくおいておきましょうか。そんなに強いわけではありません。その奥にバター、蜜蝋のニュアンスがあります。娘さんは「グレープフルーツの匂い」とまっさきに答えました。スワリングでもあまりニュアンス変わりません。意外と良い香りですよ。
ものの15分くらいで還元香は消え、柑橘系の香りが全体を占めるようになりました。
この段階では、娘さん曰く「子供の好きそうなりんごジュースの匂い」と変化しています。
2時間くらいして温度が上がってくると、グラスからナッツの香りが漂って来ました。

味:最初のアタックが結構強い!とても濃厚で、ナッティーで、バターのようです。若干のグレープフルーツの苦味あり。アフタはあんまりのびず、そのへんがちょっと寂しいところです。ミネラル感はそんなにありませんが、ムルソーのような感じでしょうか。葡萄の甘味が結構残っています。思いの外美味しいワインだ。
うちの奥さんは、「あまいよこれ」と言っていました。
結構いろんな食事とあうと思います。今日はありませんでしたが、チーズのサン・トーバンと合わせてみたかった。