Echezeaux Mugeret Gibourg 2005

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セパージュ:ピノ・ノワール100%
 
MARUYAMAYAさんよりオークションで購入。14900円で購入。
抜栓日:2013年8月9日
コルク:長めコルク。ドメイン名、ワイン名、Vintageが刻印されています。
液漏れ:ほぼ完璧な状態。染みなし。液漏れなし。
グラス:リーデルブルゴーニュタイプを使用。

色:濃い目のルビー。綺麗な、透明感のある、引き込まれるような色合い。Vintageからくるんでしょうね。まだ若干、紫色があります。
エッジ:エッジまで、しっかりと色づいています。
脚:なかなかの粘調度。グラスをたらぁ〜っと落ちてきます。綺麗な脚。
ディスク:ちょっと厚みあり。


香り:抜栓してグラスに注ぐと、結構力強い香り。最初のインパクトとして、とてもスパイシー。ブラックペッパー、ハーブの香りが最初にしてきます。スワリングで
胡椒感が複雑にあがってきます。まだ、果実香があまりたちのぼってきません。30分ほどしてようやく黒果実の香りがしてきます。ベリー系の香りも若干。娘さんは最初、ソーセージの匂い、スワリングするとポトフの匂い、と表現しました。

 
タンニン:しっかとしたタンニン。まだまだフレッシュなタンニンです。歯茎にしっかりとタンニンを感じます。びっくり。ただ、渋さじゃなくて力強さを与えていて、心地良いタンニンです。

 
味:非常に質の良い酸があり力強いタンニンで、ミネラル感がとても豊富です。
ピュアな味わいですが、とても中身が詰まっている味わいです。とてもピュアに口の中に入ってきて、華麗に舌の上を流れ、アフタがふわっと鼻の奥に立ち上る、そんな感じでしょうか。しかしながら、本領はまだ発揮していないと思います。酸も絶妙、タンニンも力強く、アフタもそこそこ長い、でももうちょっとだけ何かが足りない、とそんな感じでしょうか。思いの外、力強い味わいに、果実味がちょっと感じにくくなっているから何じゃないかと思いました。本領発揮はもう5年くらい先か。1時間くらいでベリー系の果実甘味があらわれてきました。