昨日は緑道の竹八さんで、ワイン会でした。
ワイン会のテーマはスペインワインを愉しむということで、スパークリング、白、赤2本、シェリーと4人で5本を愉しみました。
それぞれに味わい深いワインで、また、緑道の竹八のシェフの料理がとてもワインと調和していて、素敵な時間を過ごさせていただきました。
とてもおいしかったです。
緑道の竹八さん、いつもありがとうございます。
宴の前のテーブル
昨日のメニューです。
アミューズ
アボガドのアイスクリーム仕立て
富山産 鰆のカルパッチョ添え
アボガドをアイスクリーム様にして、塩味を利かせているので、アボガド自体が重さを感じさせず、さっぱりと頂けます。
また鰆をアボガドと一緒にいただくと、クリーミーさが鰆のモッチリ感と合わさってとてもよい食感でした。
クリーミーな泡立ちのCAVAとの相性もよかったです。
前菜
長崎県産 真鯵の燻製とじゃがいもの焼きテリーヌ
冷製ベアルネーズソース
じゃがいもの焼きテリーヌの間に真鯵の燻製が挟まっています。ベアルネーズソースは、ぶっちゃけハーブマヨネーズのような感じ。
鯵が、さほど燻製臭くなくじゃがいもと合わせてさっぱり系なので、このソースが味わいを引き立ててくれます。
CAVAにも、マスカットのぶどうで造られた辛口(といっても結構甘い)白ワインともに相性が良かったです。
スープ
美瑛産 完熟トマトのガスパチョ
白貝とご一緒に
夏の爽やかな酸味の引き立つガスパチョ。トマトの風味が出ています。暑い日にはもってこいの一品。
ちょっと甘さのある辛口白ワインとは、ガスパチョのトマトの酸と白ワインの酸がよくマッチしていました。
魚料理
根室産アオゾイのムニエル
エビのムースを詰めた花ズッキーニ添え
ソースプロヴァンサル
しっかりとした食感のアオゾイに、スパイシーなソースがとても良く合います。ズッキーニはシェフのところでとれた自家製の花ズッキーニ。蕪のソースが海老のムースとよく会います。
これは、フロール・ド・ビングス、フェレール ・ボベ セクシオ エスペャルと合わせてみました。魚臭差が出るかなと思いましたが、このスパイシーなソースのおかげなのか、ぜんぜん臭みも出ず美味しくいただけました。
肉料理
乳酸発酵させた 真狩産ハーブ豚リブロースのグリエ
大根のポワレ添え ソースシャスール
乳酸発酵させたハーブ豚は、とても柔らかくなり味わいがマイルドになるんですね。勉強になりました。ワインで言うマロラクティック発酵と同じなんでしょう。旨味成分がよく出ていました。豚の肉質の甘さが十分に引き出されていると思います。
もちろん、ワインとの相性も良かったです。
デザート
北竜町産 メロンのスープ仕立て
ココナッツのソルベ
夏のデザート!って感じです。ややもすればメロンのスープはコクが薄く、軽い感じになってしまうような気がしますが、ここにココナッツのソルベが溶けてきて、程よい油感というか、コクがでています。
このコクが、甘口シェリーの酸化した感じととてもいい相性でした。