Iperbole Pinot Nero Riserva Ca Boffenisio 2008

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セパージュ:ピノ・ネロ100%
共同購入にてカ・ボフェニジオ社のワインを6本購入したうちの1本。2,750円。
 
抜栓日:2015年7月5日
インポーター:光が丘興産
コルク:生産者名の刻印のあるコルク。
液漏れ:ないようです。
グラス:シェフ&ソムリエのユニバーサルテイスティングを使用しました。
 
色合い:ルビー。色合いは薄めです。
エッジ:エッジまでほぼ均一な色付き。
脚:さほど粘調度を感じません。
 
香り:酸化的なニュアンスの香りが支配的。その奥に赤い実の香り、スパイスっぽい香りを感じます。土の香り。熟したいちじくのようなニュアンス。ニューワールドを感じる香りと思いました。イーストのような酵母っぽい香りも感じます。また、グラスの残り香を見ると、カカオ香がでてきて、これは樽から来ているものだと思います。とすると、酸化的ニュアンスととった香りは樽由来のものなのか?
 
タンニン:なめらか、というか渋味なく、パワフルさを感じません。繊細。
 
味わい:酸は、そんなに強くなく、どこか焼けた感じ、というか酸化のイメージが拭えません。果実味は感じますがさほど強くありません。保存環境的にちょっと酸化しちゃったかな?といっても18度以上にはあげていませんが、つくりがビオのようなので、ちょっとそういう面で問題があったのかもしれません。もう一つは、樽のバランスがそんなに良くなかったのかもしれません。しかし、ママちゃんは、「すんなり飲めて美味しいよ」と言っていました。なるほど、そう感じる人もいるのね。勉強になるわ。
2日目、酸化のニュアンスが更に強くなってポート酒のようでした。さすがにママちゃんも、「あら、ほんとだ! 1日でこうなっちゃうの?」と言っていました。保存はバキュバン+冷蔵庫でした。