20150707 久しぶりにフレンチで会食 @ ル・ビストロ・メランジェ

かなりお久しぶりなメランジェさん、訪問です。仕事仲間が3人集まっての会食でした。ちょっと遅い時間からの開始でした。

半ボックス席にて。もう、この空間からして、メランジェです(笑)
 
お料理はこちら。

カリフラワーのムース 礼文のウニとトマトのエキスのジュレ添え
カリフラワーのムースの甘さと、ウニの甘さが相まって、地と海が融合した食感と味わい。そこに酸がしっかりとしたトマトエキスのジュレがアクセントになってこの甘さを一層引き立てます。あっという間になくなってしまいそうになるので、味わいながらゆっくりと頂きました。これ、シャンパーニュにとってもよく合いました。
 

アワビと道産仔牛のアキレスの煮こごり風(中央)
天使の海老と鴨入りジャンポンペルシエ ライチのソース(右)
熊本産馬肉のタルタル クスクス添え ウイキョウのピュレ(左)
アワビと仔牛アキレスは、しっかりとした歯ごたえ、さすがに煮こごり風と名打つだけあって和風の風味を感じさせる一品。しかし、ちゃんとフレンチに仕上がっているところが凄い。味わいは極めてエレガントでいい塩梅。
エビと鴨も海と陸のコラボになりますが、ライチソースの甘さが、優しい味わいに仕上げてくれます。
馬肉のタルタルは、全く癖がなく、フェンネルのピュレとのマッチングが絶妙。
それぞれが違う食感なので、それぞれに楽しい気持ちになります。
 

タラバガニのムースリーヌ オマールエビのビスクソース
甲殻類の身に、甲殻類のソースが合わないわけがありません。おまけにアワアワとくれば、もう言う事なしでしょ。グラスでVdPのシャルドネ頂きましたが、これ、相性バッチリでした。アワアワの下には焼きトマトが隠れていて、この酸味が口の中をさっぱりとしてくれるんです。
 

ムール貝のスープ サフラン風味
ムール貝に負けない、思いの外濃厚なスープ。あっという間になくなってしまいました(笑)うまいな〜。
 

アオハタのポワレ 赤ワインソース、あん肝バター風味
白トリュフ風味のじゃがいものピュレとズッキーニのサラダ添え
アオハタの火入れはばっちり。赤ワインソースも優しくて、程よい酸味があり、これがフォアグラパテっぽいニュアンスのあん肝バターソースとアオハタをしっかりとつなぎとめてくれています。これ、思いほのかピノ・ノワールと合っちゃったりしていました。ん〜、勉強になる。
このアオハタの下にみえるのがじゃがいものピュレですが、アオハタ+赤ワインソース+ピュレで、味わい、食感、見た目の三拍子揃っちゃうから面白い!
 

ハンガリー産ミルクラムのロティ そのジュのソース
万願寺トウガラシ添え
みてください、この色。絶妙な火入れ。さすがにミルクラム。ラムの臭みなんて微塵もない! この柔らかな食感は見事な火入れのなせる技。ソースもミルクラムからとったものですから、ほんとうにラム本来の味わいを楽しめる逸品! トウガラシはでかいシシトウですが、このシンプルな味わいが、ラムの複雑な味わいを一層引き立てちゃってくれています。
 

デザート。
お腹いっぱい!
 
何時もながら、五感をフル活用していただけるフレンチ、本当に有難うございます。河原シェフ、また食べさせてください!
 
ワインはこんな感じです。



その後、ルイーズさんでグラスで二次会、今日はおしまい!!