Koshu Minami Alps Harashichigo Suntory Wine International 2014

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セパージュ:甲州100%
リカーショップなかざわより購入。2,160円。
 
抜栓日:2015年10月7日
コルク:サントリーの刻印あり。
液漏れ:分かりません。ない様子です。
グラス:リーデルのオーヴァチュアを使用しました。
 
色:最初薄めのイエローかな?と思ったけど、思ったよりもすこし色づく感じの黄色でした。輝きあり。
ディスク:中程度
脚:あまり粘性を感じません。
 
香り:低めの温度で最初はさほど香らずでした。ほんのりとした柑橘系の香り。徐々に、かぼすや伊予柑的な柑橘系の香り、潮っぽいニュアンス、シュール・リーで感じられるような酵母っぽいニュアンスを感じます。さらに時間が経つと、とても冷涼な感じになってきて、酸を連想させる香りが加わってきました。これシュール・リーなのかな? さほど香りに複雑さがあるわけではありませんが、和を連想させるイメージ。どことなく吟醸香的なニュアンスもあるような感じです。(でも、ミュスカデと区別つくか、と言われるとちょっと自信ないです)
 
味わい:なかなか溌剌とした、凛とした酸を感じます。そこに、かぼす系の柑橘果実の味わい。そして、レモンの風味を感じたあとに、レモンの皮の苦味を連想させる苦味が後口に残ります。アフタにミネラル的なニュアンスを感じました。やや単調な味わいは否めませんが、それでも、フレッシュさと凛々しさをかね合わせたワインで、あさりの酒蒸しと合わせてみましたが、あさりのエキスと、甲州の酸がなかなかマッチして美味しかったです。イクラの醤油漬けとはちょっと合いませんでした。
2日目、酸が前面に出てきましたが基本路線は変わらず。
3日目、およよ、むしろ酸が少し穏やかになり、柑橘系の果実味が前面にでてきています。こういうのあるからワインって面白いんですよね〜。もう少し取っておけばよかった(笑)