Takizawa Winery Pinot Noir 2014

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セパージュ:ピノ・ノワール100%
TAKIZAWA WINERYより直販で購入。4,000円
 
抜栓日:2015年12月18日
コルク:無印
液漏れ:すこし染みていました。液漏れはありません。
グラス:リーデルブルゴーニュタイプを使用しました。
 
色合い:濃い目のルージュでやや黒っぽい色合い。ガーネットの要素もあります。色抽出してますね〜という感じ。
エッジ:エッジもしっかりと色ついています。
脚:中等度の粘調度。アルコール度数11.5%
 
香り:最初、ちょっと香り弱めで、それでもほんのりとブラックベリーアメリカンチェリーのニュアンス。そのうちにコーヒーっぽいニュアンス。ロースト香、樽香がプンプン。やや樽からの香りと思われる感じが支配的でした。土のニュアンスもほんのりと感じます。赤黒い印象。
 
タンニン:タンニンがまだ硬いです。ピノにしては、渋味を結構感じます。
 
味わい:フレッシュな酸。でも、ほどなく落ち着きました。樽からと思われるロースト感が結構強く、新樽っぽい感じです。甘さも感じるのですが、どちらかというとニューワールド系の感じつっぽい甘さ。また、やや酸化的なニュアンスもあり、この辺に北海道らしさ、というか、溌剌とした果実味というよりは、ドヨンとしてるイメージが北海道っぽい感じです。全体的に樽の要素が強めで、ちょっと早かった感じ。3〜4年後に再度挑戦してみたいです。たしか昨年からがTakizawa Wineryでの醸造だったんじゃないかな?思いの外しっかり目に作られているな~というのが印象に残りました。'13飲んでないのでわかりません。


2日目、酸がやや強くなりましたが、やはり樽のニュアンスが結構主張しているスタイルに変化はありませんでした。この樽感がこなれてきた時にどのようになるのでしょうか?楽しみです。