Pinot Noir Private Reserve Yamazaki Winery 2016

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セパージュ:ピノ・ノワール
抜栓日:2019年8月11日

バルコニーで焼肉のときにいただきました。薄めのルビーガーネット。やや酸化的ニュアンスが感じられました。ラズベリー系の香りもあります。
味わいもちょっと酸化の要素があり、とても素朴な味わい。アフタにアセロラっぽい感じがあり、ナチュール系の味わいを感じます。
あんまり何も考えずに、コクコク飲むワインで、ナスの炭焼きとの相性がとても良かったです。3人で一本空いちゃいました。

Bourgogne Damaine Georges Roumier 1999

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セパージュ:ピノ・ノワール
ワインショップ・フィッチより購入。9980円。

抜栓日:2019年8月10日
インポーター:株式会社 空
栓:天然コルク。G Roumier、1999の刻印あり
液漏れ:1/3くらいのシミは有りましたが、液漏れはありません
グラス:リーデルブルゴーニュタイプを使用しました

色:やや濃い目のルビーガーネット。輝きあり。殊の外ルビーの要素が強めで、色的にはまだまだ大丈夫
エッジ:ややガーネットが強め
脚:中程度~やや高めに見える粘性
アルコール度数:12.5%

香り:最初は閉じ気味。それでもマッシュルーム、腐葉土の香り。黒果実系のニュアンスを感じます。これは開くまで時間を要する? もしくは、これで終わりかな?ということでゆっくりと見てみました。程なく、ミネラリーなニュアンスもあり、やっぱり赤黒い果実香がほんのりと感じられますが、徐々に醤油系の熟成香が感じられます。さらに時間を置くとグラスにはいっているワインにはカラメル香がでてきます。けっこう健全に熟成しているんじゃないかな。20年熟成のACブルですから。新たにグラスに注ぐと、なんとも言えない妖艶な香りがほんのりと出現しますが、グラスから香りが溢れ出てくる、というレベルまでには行きませんでした。素性が正しいワインであることには間違いありません。

タンニン:非常にこなれていて収斂性はなし

味わい:最初はちょっと弱々しい味わいで、酸もこころなしか弱めに感じました。程なく、ピノ・ノワールらしい酸が出現してきました。味わいは、透明感を感じ、とってもエレガント。誤解を恐れずにいうなら、最初はあまりにスマートすぎて面白みがない、と感じましたが、時間経過とともにピュアさが出現してきます。エチケット見ながら飲んでいることを前提にいうと、この透明感はすごいな、と感じました。折も混ざってしまうため、後半ではやや雑味が出てきますが、ほんと優しい、ピュアなワインと感じます。大変勉強になりました。

Louise Pommery 1999

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セパージュ:シャルドネ64%、ピノ・ノワール36%

抜栓日:2019年8月10日
インポーター:ウィック
栓:天然コルク
液漏れ:なし
グラス:フルートタイプのグラスを使用しました

色:結構アンバーがかった濃いめの黄色
泡立ち:細かい泡が持続して出てきます。けっこう繊細な泡。持続性はそこそこ

香り:蜂蜜香がぷんぷんです。良い熟成をしています。その後トースト香が出てきます。程よく熟成したシャンパーニュ。大手のものですが、結構よく熟成したシャンパーニュだと思います。

味わい:飲んだときの蜂蜜感がとてもいいです。酸は比較的穏やかに感じます。娘さんは開口一番「お~、はちみつ!」と言っていました。何も教えていないのに、よく分かる子です(笑)べっこうあめのようなニュアンスもあり、20年ほど熟成した、ある意味王道のシャンパーニュ。旨いです!!

Morey Saint Denis Blanc Domaine Dujac 2010

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セパージュ:シャルドネ
ゆはらよりオークションで落札。4,500円。

抜栓日:2019年8月8日
インポーター:ラック・コーポレーション
栓:天然コルク。長い。Domaine Dujacの刻印あり
液漏れ:なし
グラス:リーデルブルゴーニュタイプを使用しました。

色:中程度の色合いのイエロー。輝きあり。濁りなし
ディスク:厚め
脚:結構な粘性を感じます
アルコール度数:13.5%

香り:最初、やや冷え気味で抜栓していたため、さほど香りが立たず。でも最初に樽香を感じました。徐々に温度を上げていくと、ややスモーキーなニュアンスとともに、ミネラル感、フリンティーな要素を感じます。その後白い花、アカシアの香り、バニラのニュアンスが出てきました。途中、ちょっと沢庵臭があったんですが、それが飛んで、カスタードクリーム、バニラがプンプンとしてきました。やっぱり9年の月日、購入してから6年寝かせておいたので、息吹くまでやや時間がかかったようです。とても厚みのある香りになりました。最初、やや熟成?と思ったんですが、徐々に盛り返してきて、まさにエレガントな香りと同時に、どっしりさも感じさせる香りになりました。このへんがデュジャックなんですかね?
ママちゃんは最初、「あ~、ちょっと古くさい感じがするね」と言っていましたが、徐々に「甘さが出てきた!」と言っていました。

味わい:やや冷えた状態で、ちょっと中間層が抜けた感じになっていましたが、温度が上がり時間が経過すると、なかなか濃厚で厚みのある味わいに変化。酸は乳酸系のしっかりとした味わいで、果実甘味もしっかりと感じられます。樽のニュアンスがうまく滲み出ていて、でも、パイナップルの缶詰のシロップっぽさもあったりします。味わいもエレガントかつパワフル。飲みすすめると、自分よく感じるのですが、酵母感の強いワインを飲むと、ホワッとした感じに体がなるのですが、このワインはそんな感じにもさせてくれます。この日は、天ぷらと合わせましたが、結構いいマリアージュを醸し出してくれました。

20190729 月イチカウンター会 @ ブレリアス

最近暑い日が続いています。昨日は月イチのカウンター会でした。
総勢5名で持ち寄りのワイン会です。
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飲んだワインはこちら。
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左から
Chardonnay Kisvin 2017
Les Arums De Lagrange 2009
Roero Arneis Bruno Giacosa 2017
Soave Classico Gini Contrada Salvarenza Vecchie Vigne 2015
Alvas Pane Vino 2017


そして、番外編でGriset Domaine Finot 2017というワインも頂きました。

さすがの暑さ(22時30分で、まちなかの温度計は27度)
皆白ワインだったのが(最後のワインはオレンジでしたが)印象的でした。

Chardonnay Kisvin 2017

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セパージュ:シャルドネ
ワイン会にて

抜栓日:2019年7月29日
澄んだ輝きのあるやや色づくイエロー。粘性はさほどありません。
はっさくとかグレープフルーツの香り。黄色い花の香り。時間が立つと蜂蜜香。ミネラル感がつよいです。樽のニュアンスもあります。総じてエレガントな香り。
さんや比較的穏やかで、タルト果実味のバランスが良いです。アルコール度数は12.5%ですが、けっこうアルコール感が強めに感じられました。余韻は中程度。

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Les Arums De Lagrange 2009

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セパージュ:ソーヴィニヨン・ブラン種60%、セミヨン30%、ミュスカデル10%
ワイン会にて

抜栓日:2019年7月29日
澄んだ輝きのあるイエロー。中程度からやや高めの粘性。熟成香、というか発酵香あり。ミネラル感もあります。あとで樽由来の香りっぽいニュアンスがありました。
ほんのりと甘みを感じ、乳酸系の酸で、アフタに苦味があります。厚みのある液質はセミヨンから来ているのでしょうか?
10年熟成のボルドーブラン、勉強になりました。

Roero Arneis Bruno Giacosa 2017

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セパージュ:アルネイス
ワイン会にて

抜栓日:2019年7月29日
澄んだ輝きのあるイエロー。やや濃い目の色調。粘性は高め。
フローラルな香りで、黄色い花やハーブ、ミントの香り。
比較的優しい酸で、若干甘みを感じます。とても厚めの液質。アルコール度数は14%でした。ブラインドでの提供でしたが、イタリアワインで土着というところまではヒントあったので、自分はヴェルメンティーノと答えました。アルネイス、けっこうパワフルなぶどうです。

Soave Classico Gini Contrada Salvarenza Vecchie Vigne 2015

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セパージュ:ガルガーネラ
ワイン会にて

抜栓日:2019年7月29日
澄んだ輝きのあるイエロー。やや濃い目の色合い。
これも結構いい感じの香りで白桃とか白い花のニュアンス。ミネラル感も強く、樽?使ってるのかな?
厚みもあり、これもブラインドでしたが、コート・シャロネーズのシャルドネと答えてしまいました。ソアヴェ、どのへんから導けばいいのか・・・

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Alvas Pane Vino 2017

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セパージュ:ヌラーグス、セミダーノ、ヴェルメンティーノ、ナスコ、ヴェルナッチャ、マルヴァジーア、レタッラーダ
ワイン会にて

抜栓日:2019年7月29日
濁りのあるオレンジワイン。オレンジピールや紅茶のニュアンス。香木の香り。典型的なオレンジのニュアンス。酸が結構強く、酢エチっぽさや、揮発酸を感じます。味わいはドライ。けっこう縦方向にとんがった液質。時間が立つと膨らむかな?(そこまで時間なし)