Trimbach Pinot Noir Alsace 1998

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セパージュ:ピノ・ノアール 100%
2009年11月22日抜栓。コルクはしっかりとしたもので、酒石が付着していた。漏れは全然ない。やや低い温度で抜栓。グラスに注ぐと結構薄いガーネット色。かなり枯れた感じ。11年の年月によるものか、と思う。香りは最初非常に軽い。スパイシーな感じ、枯れた香り、腐葉土、娘はチョコレート、キャベツ、水菜の香りがすると言っていました。ブルゴーニュのものよりも軽い。スワリングによってベリー系の香りが出てくるが、すぐにまた引っ込んでしまう。味はラズベリー、スパイシーな感じはあるが、そのまますぅ〜っと消えてしまう。タンニンはほとんど感じない。軽く酸味を感じるがラズベリー感の方が前面にある。インパクトには欠けてしまう。ピークは完全に過ぎていると思われます。奥様は「水のようだわ」と言っていました。アルコール度は12.5%。きっと5年くらいで飲んでしまった方がよりインパクトのある感じだと思う。
キュバンで冷蔵庫保存。2日目では初日に比べやや重量感が増えた感じの味わいであった。しかし、余韻がのこるとかそういうレベルではなかった。さほど酸味も落ちず、むしろ昨日よりも味わいが複雑にはなった印象がある。が、所詮この程度かな?と思います。