Vosne Romanee Les Clous Priure Roch 2005

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セパージュ:ピノ・ノアール100%
LIQUORr WORLDよりオークションで6001円で落札。
裏面のラベルはこちら

2010年2月11日抜栓。コルクにはPriure Roch、2005の刻印がしっかりとされています。液漏れなし。しっかりとした長いコルクです。コルクの臭いも問題ありませんでした。娘さんはコルクの臭いをかぐやいなや、バニラの香りと言っていました。ボトルの底に澱があるため、バスケットに入れて横にしたまま抜栓しました。鉛のキャップではなく、プラスチックフィルムのキャップでした。キャップにもエンブレムが印刷されています。抜栓直後は特に瓶からの香りなど、あまり感じませんでした。リーデルブルゴーニュタイプのグラスに注ぎます。色は、ピノのうちでは比較的濃い色。結構熟成入っている、ルビー色。エッジはしっかりとしています。Vintageの性でしょうか、結構濃い色です。脚はしっかりとしたものでした。最初の香りはラズベリー、ブルーベリー、スワリングによって複雑なベリー系の香りが入り乱れます。やや梅干系の香りがすこ〜し入っているようにも感じます。その奥には腐葉土的な、娘さんいわく、うす〜いきのこの臭いがしてきます。結構心地よい香りです。徐々に、グラスから香りが溢れでてきます。2杯目をグラスに注ぐと、ブルーベリーの香りが主体になってきますが、さらに時間がたつと、キャラメル系の香り、アプリコットや杏の香りもそこに含まれてきました。ちょっとスモーキーなところも出てきます。タンニンはしっかりとしていますが、固くてガチガチと言うことはなく、フレッシュなりにそこそこ飲めます。ただ、一番最初は、とくに特徴も無くすぅ〜っと喉を通っていきました。一時間くらいすると口に入れた途端に杏、アプリコット、ブルーベリーの甘さが口の中に広がります。ほんと、甘さが印象に残るおいしさです。複雑な味は気持ちを幸せにしてくれます。