Chateau le Puy 2003

http://wine0629.blog13.fc2.com/blog-entry-6.html

セパージュ:メルロ85%、カベルネ・ソーヴィニヨン14%、カルメネール1%

札幌ワインの店いとうで購入。5400円。
2010年7月9日抜栓。封が蝋なので取るのに苦労しました。コルクにはVintage,シャトー名がちゃんと刻印されています。液漏れなし。素晴らしいコルク。グラスはリーデルボルドータイプを使用。最初、色の印象は結構濃いなぁ〜という印象でした。色は、結構紫がかったガーネットといいますか、ボルドーの色です。このへんはVintageの影響なんでしょうかね。でも、ものすごく濃いという感じではありません。例えるなら2005年のブルゴーニュっぽい感じかな?ブルよりも紫のニュアンスが強い。香りは、ブルーベリー、ミント系のハーブ、青野菜といった感じの香りがしました。娘さんは、最初の香りで開口一番、「いいね〜、ブルーベリーの香り」と言っていました。スワリングにより、一旦これらの香りが引っ込みますが、またすぐに前面に登場してきます。奥にハーブ系の香りを感じました。これは何時までも嗅いでいたい香りです。口にふくむと、タンニンは感じますが決して強くなく、むしろ酸味がほどよく中に混在しています。ブルーベリー、ストロベリー、キウイの印象を感じます。とてもスムーズに喉を通って行きます。2003年Vitangeのがっちりとした印象はあまり感じず、むしろ確かにブルゴーニュを感じさせる何かを持っていると思います。アフターはそれなりに感じます。時間が立ってくると、ハーブ系の味がだんだん強くなってきます。それと青野菜系の香りがちょっとずつ表に出てくる印象ですが、ピノのような酸味、ジャミーライクなニュアンスを持って飲み手に主張してきます。これ、美味しいな〜。思わずグラス3杯継いでしまって明日の分がありません。