Gevrey Chambertin Clos Tamisot Pierre Damoy 2005

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セパージュ:ピノ・ノアール100%

LIQUOR WORLDからオークションで落札。7150円でした。
2010年7月10日抜栓.コルクには、ドメイン名、ワイン名(畑名まで)、Vintageが刻印されていました.液漏れなし.コルクを抜いたときにややベリー系の香りが流れ出てきました.グラスはリーデルブルゴーニュタイプのものを使用しました.グラスに注ぐと、色は結構濃いガーネット。向こう側は見えませんが紫はさほど強くありません.2005年に相応しい色です.何とも力強い色ですが、ボルドーの若いワインの色とは明らかに異なります.最初の香りはちょっと埃臭い感じ。SO2の匂いでしょうか.徐々にその匂いは消えていきました.その後、ラズベリー、ピーマン、キャベツの青野菜の香りがします。フレッシュなブルゴーニュにはよくこの香りがします。娘さんもキャベツといっていました。スワリングによって、土、インク、皮の香りが加わってきます.スワリングするとこれらの要素の香りが折り重なって、鼻から頭の奥に突き抜けるような感じがします.若干埃っぽい香りが残っていますが、結構いつまでも嗅いでいたいような、途切れることのない、ベリー、果実、野獣の香りが持続します.口に含むと、明らかにまだ抜栓には早いと思われるタンニンレベルが口の中に広がりますが、同時に酸味が覆い被さってきて、パワフルさを演出してくれます.タンニンは結構津よ違法だと思いましたが、ママちゃんの話によると全然たにっくではないということでした.そのあとに、ベリー系、杏の味が広がってきます.そのまますぅ〜っと喉の奥に流し込まれていきますが、まったくと言っていいほど雑味がありません.時間が立ってくるにしたがって美味しさ炸裂してくるようなので本日は半分でバキュバンしました.